PRESSURE
入出力オプションおよびサブケース情報エントリ すべてまたは個々のサブケースの変位と圧力を出力するよう要求するために使用します。
変位と圧力の出力は、現時点で、周波数応答解析とダルシーフロー解析でサポートされています。
フォーマット
PRESSURE (sorting, format, form, rotations, type) = option
定義
引数 | オプション | 説明 |
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sorting | <SORT1、SORT2> | この引数が適用されるのは、周波数応答解析サブケースでのPUNCHフォーマット(.pchファイル)またはOUTPUT2フォーマット(.op2ファイル)の出力のみです。他の場所で使用した場合は無視されます。その際、警告は表示されません。
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format | <HM, H3D, OPTI, PUNCH, OP2, PATRAN, HG, APATRAN, PLOT, blank> |
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form | <COMPLEX, REAL, IMAG, PHASE, BOTH> デフォルト(HMのみ)= COMPLEX デフォルト(他の全てのフォーマット)= REAL |
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rotations | <ROTA, NOROTA> |
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option | <YES, ALL, NO, NONE, SID> デフォルト = ALL |
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コメント
PRESSURE
コマンドが存在しない場合、周波数応答サブケースでは、変位または圧力が出力されません。同様に、ダルシーフロー解析では、節点流れ圧力がデフォルトで無効になります。PRESSURE入出力エントリを使用すると、このダルシーフローでの節点流れ圧力の出力がアクティブになります。- PRESSURE入出力エントリは、周波数応答解析の変位と圧力を出力するために使用できます。加えて、PRESSURE入出力エントリは、ダルシーフロー解析サブケースで節点流れ圧力を出力するのにも使用されます。この出力は、現時点で、H3Dフォーマットでのみサポートされています。これは、“Grid Pressure of Flow(s)”としてH3Dファイルに出力され、HyperViewで可視化できます。
- formのBOTHおよびCOMPLEXはいずれも.frf出力ファイルには適用されません。
- 同一のエントリに複数のフォーマットを指定できます。各フォーマットはコンマで区切る必要があります。フォーマットを指定しなかった場合、この出力コントロールは、利用可能な結果があるOUTPUTコマンドで定義されているフォーマットすべてに適用されます。得られる結果とフォーマットの詳細については、結果出力をご参照ください。
- このカードは複数インスタンスが可能です。インスタンスが競合する場合は、最後のインスタンスが優先されます。
- OptiStructの以前のバージョンでは、入出力オプションFORMATとRESULTSの組み合わせが使用されていました。この方法は現在もサポートされていますが、複数のフォーマットに対してそれぞれ異なる出力頻度を指定できないため、推奨されません。
- 回転の結果はラジアンで出力されます。
- 一般的に、HyperViewは.op2ファイルからの結果について、SORT2フォーマットを認識しません。結果の出力がSORT2フォーマット(<Result Keyword> (SORT2, OUTPUT2, ...)のみの場合、その結果はOptiStructによって.op2ファイルにSORT2フォーマットで書き込まれますが、.op2ファイルをHyperViewにインポートしたときに、SORT2フォーマットの結果は認識されません。したがって、OUTPUT2フォーマットの結果出力にはSORT1オプションが推奨され、PUNCHフォーマットの結果出力にはSORT2オプションが推奨されます。
- バイナリフォーマット(.h3dまたは.op2)の結果は、FORMフィールドで指定されているオプションにかかわらず、常にPHASE/MAGフォームで出力されます。対応するポストプロセッサー(HyperView/HyperGraph)により、PHASE/MAGフォーマットを簡単に必要なフォーマットに変換できます。ASCIIフォーマットの結果は、指定された / 要求されたFORMで出力されます。
- format=OUTPUT2を使用して、Nastran output2フォーマット(.op2ファイル)で結果を出力するように要求することもできます。