OUTFILE
入出力オプションおよびサブケース情報エントリ 入出力オプションセクションの中で使用すると、出力する結果ファイルの接頭子を定義できます。
フォーマット
OUTFILE = option
定義
引数 | オプション | 説明 |
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option | <ファイル接頭子> デフォルト = コマンドラインから渡します。 |
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コメント
- OUTFILEカードには、オペレーティングシステム(WindowsまたはUnix)に対応したファイル接頭子ならどのような接頭子でも指定できます。また、オプションでパスも指定できます。ファイル名は引用符(二重引用符または一重引用符のどちらも使用できます)で囲むことができ、パス名の構成部分を区切るにはスラッシュ(/)またはバックスラッシュ(\)を使用します。 OUTFILEカードには次の規則が適用されます:
- 引数にファイルの絶対パスを指定した場合(Unixでは“/”で始まり、Windowsでは“D:”などのドライブ文字で始まるパスを指定した場合)、指定した場所に出力ファイルが作成されます。
- ファイルの接頭子のみを指定した場合(パスは指定していない場合)、現在のディレクトリ内に出力ファイルが作成されます。これはソルバーの実行ディレクトリで、入力ファイルが存在するディレクトリではありません。
- 引数に相対パス(../filename、sub/filenameなど)を指定した場合、出力ファイルは、ソルバーの実行場所を基準にした相対ディレクトリに作成されます。これは入力ファイルが存在するディレクトリを基準にした相対的な場所ではありません。
- このカードの情報の長さは全長620文字(カード名および引数間の空白も含む)に制限されています。このデータは1行に記述することも、複数の継続行に分けて記述することもできます。長いファイル名を複数行に分けて入力する方法の例については、入出力オプションおよびサブケース情報エントリのガイドラインをご参照ください。