EIGVNAME
入出力オプションおよびサブケース情報エントリ 外部固有値データファイル(.eigv)で使用する接頭子を定義するために使用します。
フォーマット
EIGVNAME = prefix
定義
引数 | 詳細 |
---|---|
prefix | 外部固有値データファイルの保存および取得に使用する接頭子。 外部固有値データファイルの名前の形式は、<prefix>_#.eigvです。<prefix>はここで定義する引数、#は、EIGVSAVEサブケース情報エントリの整数引数、またはEIGVRETRIEVEサブケース情報エントリの複数の整数引数の1つです。 |
コメント
- EIGVNAMEコマンドを指定しなかった場合、OUTFILEで定義されている接頭子が使用されます。OUTFILEが定義されていない場合は、入力ファイルの接頭子が使用されます。
- EIGVNAMEは一度しか記述できません。
- EIGVNAMEは最初のサブケースより前に記述する必要があります。
- このカードの情報の長さは全長200文字(カード名および引数間の空白も含む)に制限されています。このデータは1行に記述することも、複数の継続行に分けて記述することもできます。長いファイル名を複数行に分けて入力する方法の例については、入出力オプションおよびサブケース情報エントリのガイドラインをご参照ください。
- EIGVNAMEカードには、オペレーティングシステム(WindowsまたはUnix)に対応したファイル接頭子ならどのような接頭子でも指定できます。また、オプションでパスも指定できます。ファイル名は引用符(二重引用符または一重引用符のどちらも使用できます)で囲むことができ、パス名の構成部分を区切るにはスラッシュ(/)または円記号(\)を使用します。
OptiStructでは、EIGVNAMEカードに次の規則が適用されます:
- 引数にファイルの絶対パスを指定した場合(Unixでは“/”で始まり、Windowsでは“D:”などのドライブ文字で始まるパスを指定した場合)、OptiStructは指定した場所に.eigvファイルを生成します。
- ファイルの接頭子のみを指定した場合(パスは指定していない場合)、現在のディレクトリ内に.eigvファイルが作成されます。これはOptiStructの実行ディレクトリで、入力ファイルが存在するディレクトリではありません。
- 引数に相対パス(../filename、sub/filenameなど)を指定した場合、.eigvファイルは、OptiStructの実行場所を基準にした相対ディレクトリに作成されます。これは入力ファイルが存在するディレクトリを基準にした相対的な場所ではありません。