RESTART

入出力オプションおよびサブケース情報エントリ 入出力オプションセクションの中でRESTARTコマンドを使用すると、現在の最適化を、前回の最適化の最後の反復からリスタートするように指示することができます。

フォーマット

RESTART = option

定義

引数 オプション 説明
option <ファイル接頭子>

デフォルト = .femファイルの接頭子

ファイル接頭子
リスタートの初回の反復として使用する.shファイルの接頭子です。

コメント

  1. 最適化をリスタートするには、前回の最適化で実行された最後の反復計算に関する情報が必要になります。この情報は.shファイルに記録されています。
  2. リスタート機能により、収束しなかった最適化や、(停電やマシンのクラッシュなどが原因で)完了前に中止された最適化を再実行できます。トポロジーの高度なリスタート機能を使用すれば、以前の最適化実行から、変更されたメッシュまたは構成を使用して新しいトポロジー最適化を開始することもできます。ユーザーズガイドリスタートの要件をご参照ください。
  3. 解析モードでは入出力オプションは無効です。
  4. リスタートランで生成される出力ファイルには、_rst#と拡張子が付加されます。#は3桁の番号で、何度目の反復計算からリスタートしたかを示します。たとえば、filename_rst030.outというファイルは、filename.femを30回目の繰り返し計算からリスタートして作成された.outファイルであることを示します。
  5. このカードの情報の長さは全長200文字(カード名および引数間の空白も含む)に制限されています。このデータは1行に記述することも、複数の継続行に分けて記述することもできます。長いファイル名を複数行に分けて入力する方法の例については、入出力オプションおよびサブケース情報エントリのガイドラインをご参照ください。