GPKE
入出力オプションおよびサブケース情報エントリ 入出力オプションまたはサブケース情報のセクション内でGPKEコマンドを使用すると、ノーマルモードサブケースのグリッドポイント運動エネルギーを出力するよう要求できます。
フォーマット
GPKE (format_list) = option
定義
引数 | オプション | 内容 |
---|---|---|
format | <PUNCH、空白> |
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option | <YES, ALL, NO, NONE, SID> デフォルト = ALL |
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コメント
- グリッドポイント運動エネルギーは、構造内にある全グリッドの総運動エネルギーに対する割合(%)として出力されます。したがって、各GRIDのGPKEの結果は、要求したオプション(ALL、YESまたはSID)に関係なく同じになります。
- 連成質量マトリックスが用いられた場合(PARAM,COUPMASS,YES)、それぞれのGRIDは、そのGRIDに結合しているすべてのGRIDの影響を受けます。対角質量マトリックスを用いると(PARAM,COUPMASS,NO)、より意味のある結果を与えます。
- EIGRAを用いた大規模問題を解く際、GPKE=ALLまたは連成質量マトリックス(PARAM,COUPMASS,YES)が指定された場合、それぞれのモードに対して完全な固有ベクトルが計算され、保存される必要が生じるため、計算時間が増加します。