RESPRINT

入出力オプションおよびサブケース情報エントリ 入出力オプションセクションの中でRESPRINTコマンドを使用すると、目的関数または制約条件として参照されている特定のタイプの応答が保持されていなくても、すべてを強制的に出力ファイルに出力できます。これは複合材の製造制約にも適用されます。

フォーマット

RESPRINT = option

定義

引数 オプション 説明
option <MASSVOLUMEDISPBUCKSTRESSFREQEQUAEXTERNALWCOMPWFREQCOMBCOMPSTRAINFORCECOGINERTIAMANUFBEADFRACALL>

デフォルト値はありません。

MASS
質量および質量比率の応答を出力します。
VOLUME
体積および体積比率の応答を出力します。
DISP
加速度、変位、および速度の応答を出力します。
BUCK
座屈応答を出力します。
STRESS
応力の応答(CSTRESSの応答やCFAILUREの応答を含む)を出力します。
FREQ
周波数応答を出力します。
EQUAWCOMPWFREQCOMB、またはBEADFRAC
すべての方程式および組み合わせの応答を出力します。
EXTERNAL
外部応答(DRESP3で定義)を出力します。
COMP
コンプライアンスの応答を出力します。
STRAIN
ひずみの応答(CSTRAINの応答を含む)を出力します。
FORCE
力の応答を出力します。
COG
重心の応答を出力します。
INERTIA
慣性の応答を出力します。
MANUF
複合材の製造性制約条件を出力します。
ALL
設計応答をすべて出力します。しかし、複合材の製造制約はリストアップされません。

コメント

  1. RESPRINTコマンドを指定しなかった場合、保持されている応答のみが出力されます。
  2. 1つのカードに複数の引数をコンマ区切りリスト形式で指定できます。
    次の例では、目的関数または制約条件として参照されている応力および変位の応答がすべて強制的に出力されます。
    RESPRINT = STRESS, DISP