Add Linksパネル
Add Linksパネルは、既存のコネクターへのリンクエンティティの追加も使用します。
場所:connectorsモジュール
パネルオプション
オプション | 動作 |
---|---|
location | 新しいリンクエンティティが追加されるべきコネクターを選択します。 |
connect when | リンクエンティティ情報をいつ追加するかを選択します。
|
connect what | リンクエンティティとして追加するエンティティタイプを選択します。 connect whenがnowに設定されている場合:
connect whenがat fe-realizeに設定されている場合:
|
geom/elems | 選択されたコンポーネント、または選択されたサーフェスに関連する要素か幾何形状を結合します。 |
# of layers | コネクターの板厚 / 層の数を選択します。 2T、3Tおよび4Tコネクターについては、ポップアップメニューから選択します。5つ以上のエンティティの層を結合するコネクターについては、?を選択し、total =入力欄に層の数を入力します。 |
reconnect rule | コネクターから有限要素を作成する際、HyperWorksは再結合のルールに基づいてリンクエンティティを探します。結合されるパートが変更または置き換えられた場合、このオプションが役立ちます。 注: connect whenがnowに設定されている場合にのみ有効です。
|
add link from scratch | 選択されたコネクターの層の数と定義されたリンクを削除し、層の数を再定義して新しいリンクを追加します。 |
search tol | コネクターにリンクエンティティを追加する際、オプションのトレランス検索(search tol)を使って、妥当でないエンティティを排除します。 ヒント: コネクターは、異なるタイプのエンティティで作成することが可能です。例えば、一方をコンポーネントで、別のサイドはタグ選択によって1つのコネクターを定義できます。これは、connectorモジュールのcreateパネル上でエンティティタイプの1つを選び、そのエンティティを選択することによって行います。Add Linksパネルを使って、2番目のタイプでコネクターを更新します。
|
add links | 指定された入力(十分であれば)でコネクターを作成します。 |
reject | コネクターの更新を取り消します。 |
FAQs
- 異なるルールでコネクターに複数のリンクエンティティを追加することは可能ですか?
- 指定されたコネクター内の各リンクエンティティは、それぞれ異なるルールと状態を用い、異なるタイプのすべてのエンティティを参照することができます。
- 作成されたコネクターの層(板厚)の数(# of layers)は変更できますか?
- コネクター内の板厚値の数は変更が可能です。変更は、Connectorブラウザから、もしくはコマンドファイルかTclスクリプトを介して行うことができます。
- コネクターに追加された後にリンクエンティティの状態(要素または幾何形状)を変更することは可能ですか?
- 1つのエンティティがConnectorブラウザを用いて、もしくはスクリプトを介してコネクターに一旦追加されると、リンクエンティティは修正可能な状態となります。
- コネクターに追加された後にエンティティの再結合ルール(by id、by name、none)を変更することは可能ですか?
- 1つのエンティティがConnectorブラウザを用いて、もしくはスクリプトを介してコネクターに一旦追加されると、エンティティ再結合のルールは、修正が可能となります。
- コネクターに追加されたエンティティをそのコネクターから削除することは可能ですか?
- コネクターに追加されたリンクエンティティは、Connectorブラウザを使って、もしくはコネクターコマンドを用いたスクリプトを介して削除することができます。
- nowまたはat fe realizeオプションで作成されたコネクターにリンクエンティティを追加するには
- Connectorブラウザを使用し、保存されているコネクターの情報を確認します。コネクターに追加できるエンティティの数は、板厚(T)値の数に依存します。コネクターに追加されるエンティティの数は、コネクター定義に既に存在する現在のリンクエンティティの数を板厚値から差し引いた数以下となります。エンティティを更に追加するには、厚みを増やし、エンティティを選択し、結合ルール設定します。