CACONV
バルクデータエントリ CAFLUIDを使用して、強制対流熱伝達用のインターフェースを定義します。
フォーマット
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CACONV | ID | PID | SSID | MSID | NODE |
例
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CACONV | 7 | 1 | 233 | 225 | 1 |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
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ID | 強制対流インターフェース識別番号。 デフォルトなし(整数 > 0) |
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PID | PCONVプロパティエントリの識別番号。 デフォルトなし(整数 > 0) |
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SSID | セカンダリエントリの識別番号。これは、CAFLUIDグリッドで構成されたGRID SETを参照する必要があります。 デフォルトなし(整数 > 0) |
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MSID | メインエントリの識別番号。これは、CHBDYEサーフェス要素とCONVエントリが生成される対流面を識別する、SURFエントリとELEMENT SETのどちらかを参照する必要があります。 デフォルトなし(整数 > 0) |
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NODE | 対流領域が対応するCAFLUIDグリッドに適用される方法を制御します。つまり、CONVエントリ上のTAグリッドはこのNODEオプションによって異なります。
注: サーフェスセグメントの対流領域は、対流要素(サーフェスに属している3D要素フェイスまたは2Dシェル要素領域)に関連付けられたサーフェス領域です。
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コメント
- PCONVエントリを参照するCACONVバルクデータの存在は、CONVおよびCHBDYEバルクデータエントリの自動生成につながります。
- CAFLUID要素は、質量流を通じて熱を伝達し、流体を送ることができる1D要素を表します。PIDフィールドは、要素特性を決定するPAFLUIDバルクデータを指します。
- PARAM, CACONV, YESがモデルに追加された場合は、内部で生成されるCONVエントリとCHBDYE要素をCAFLUID要素と共に専用の*_CAFLUID.femファイルと*_CONV.femファイルに出力できます。