バルクデータエントリ 非定常空力解析で、空力マトリックスの計算に使用されるマッハ数(M)と換算振動数(K)の表を入力します。
フォーマット
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(3) |
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(5) |
(6) |
(7) |
(8) |
(9) |
(10) |
MKAERO1 |
M1 |
M2 |
M3 |
M4 |
M5 |
M6 |
M7 |
M8 |
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K1 |
K2 |
K3 |
K4 |
K5 |
K6 |
K7 |
K8 |
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例
この例では、2つの
Mi値と8つの
Kj値があります。(
Mi,
Kj)ペアのすべての組み合わせが空力マトリックスの計算用に生成され、18個の(
Mi,
Kj)ペアが生成されます。
(1) |
(2) |
(3) |
(4) |
(5) |
(6) |
(7) |
(8) |
(9) |
(10) |
MKAERO1 |
0.3 |
0.69 |
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0.010 |
0.033 |
0.067 |
0.201 |
0.335 |
0.470 |
0.604 |
0.671 |
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定義
フィールド |
内容 |
SI単位の例 |
Mi |
マッハ数の値。 デフォルトなし(実数 ≥ 0.0)
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Kj |
換算振動数の値。 デフォルトなし(実数 > 0.0)
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コメント
- 空力マトリックスは、表に含まれているマッハ数と換算振動数のペア(Mi, Kj)の全組み合わせを使用して計算されます。これとは対照的に、MKAERO2では、定義されたペア(Mi, Kj)セットのみを使用して空力マトリックスが計算されます。
- MKAERO1の場合、継続行(Kj)が必要です。これに対して、MKAERO2では、継続行は許可されません。
- 複数のMKAERO1エントリが許可されます。
- ダブレット格子法(DLM)で正確な結果を得るには、Kjの値が次の関係を満たすようにすることが推奨されます。(1)
ここで、
-
- 基準翼弦長(AEROSエントリのREFCフィールド)。
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- パネルメッシュ内の代表的なボックス翼弦長。
- このエントリは、フラッター解析でのみサポートされます。