PSHEAR
バルクデータエントリ せん断パネルのプロパティを定義します。
フォーマット
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PSHEAR | PID | MID | T | NSM | F1 | F2 |
例
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PSHEAR | 21 | 2 | .001 |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
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PID | 固有のせん断プロパティ識別番号。 (整数 > 0) |
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MID | MAT1エントリの材料識別番号。 (整数 > 0) |
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T | せん断パネルの厚み。 (実数 ≠ 0.0) |
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NSM | 単位面積あたりの非構造質量。 (実数) |
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F1 | エッジ1-2および3-4に沿った引張剛性の有効係数。 デフォルト = 0.0(実数 ≥ 0.0) |
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F2 | エッジ2-3および1-4に沿った引張剛性の有効係数。 デフォルト = 0.0(実数 ≥ 0.0) |
コメント
- 有効な引張面積は、要素の外周上の等価なロッドによって定義されます。F1 ≤ 1.01の場合、エッジ1-2とエッジ3-4上のロッドの断面積はいずれも次の値と等しくなるように設定されます:
(1) ここで、PAはパネルサーフェスの面積(対角線のベクトル外積面積の半分)で、L12とL34は辺1-2と辺3-4の長さです。したがって、F1 = 1.0の場合、パネルは1-2方向の拡張に対して十分に有効です。F1 > 1.01の場合、エッジ1-2とエッジ3-4上のロッドの断面積はいずれも(0.5 x F1 x T)と等しくなるように設定されます。
図 1. せん断パネルの引張面積したがって、F1 = 30の場合、エッジ1-2とエッジ3-4上のフランジに対してパネルが寄与するスキンの有効幅は15Tです。エッジ2-3および1-4に対するF2の重要性は同じです。
- 引張効果に関するポアソン比練成は無視されます。
- このカードは、HyperMesh内のプロパティとして表現されます。