FREQ1
バルクデータエントリ 周波数応答問題の解で使用する周波数のセットを定義します。ここでは、開始周波数、周波数増分、および増分の回数を指定することによって定義します。
フォーマット
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
FREQ1 | SID | F1 | DF | NDF |
例
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
FREQ1 | 6 | 2.9 | 0.5 | 13 |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
---|---|---|
SID | セット識別番号。 デフォルト無し(整数 > 0) |
|
F1 | セット内の最初の周波数。 デフォルトなし(実数 ≥ 0) |
|
DF | 周波数の増分。 デフォルトなし(実数 > 0.0) |
|
NDF | 周波数増分の回数。 デフォルト = 1(整数 > 0) |
コメント
- FREQ1エントリは、入出力オプションまたはサブケース情報コマンドFREQUENCY = SIDを使用して選択する必要があります。
- F1およびDFの単位は、ユニット時間毎のサイクル数です。
- このエントリで定義される周波数は、fi = F1 + DF * (i -1)という式で表されます。
ここで、i = 1~(NDF + 1)です。
- 同じセット識別番号を持つすべてのFREQiエントリが使用されます。重複する周波数は無視されます。
と
は、以下の式が成立する場合に重複しているとみなされます。
(1) ここで、- DFREQ
- デフォルト値が10-5 *のユーザーパラメータ
- 統合したFREQiエントリの最大および最小の加振周波数
- HyperMeshでは、このカードは荷重コレクターとして表されます。