RWALL
バルクデータエントリ 幾何学的非線形解析用の剛壁を定義します。
フォーマット
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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RWALL | SID | RWTYPE | SLID | GISD1 | GSID2 | FRIC | DIST | ||
G0/ X0 |
Y0 | Z0 | IFILT | FFAC | |||||
X1 | Y1 | Z1 | X2 | Y2 | Z2 | DIA | |||
MASS | VX | VY | VZ |
例
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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RWALL | 2 | PLANE | SLIDE | 23 | 5 | 3 | |||
21 | 2 | 1 | |||||||
11 | 24 | 12 | |||||||
340 | 7 | 13 | 32 |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
---|---|---|
SID | 荷重セットの識別番号。 デフォルトなし(整数 > 0) |
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RWTYPE | 剛壁タイプ。
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SLID | スライディングフラグ。
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GSID1 | 剛壁に追加するセカンダリ節点を定義するグリッドセットID。 (整数 > 0) |
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GSID2 | 剛壁から削除するセカンダリ節点を定義するグリッドセットID。 (整数 > 0) |
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FRIC | 摩擦係数(SLID=TIEDまたはSLIDEの場合は無視されます)。 デフォルト = 0.0(実数 ≥ 0) |
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DIST | セカンダリ検索の距離。最初、セカンダリ節点はDIST未満の距離で定義できます。 (実数 > 0) |
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G0 | Mを定義するグリッド識別子。定義ではY0とZ0を無視します。移動剛壁。 (整数 > 0) |
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、、X0, Y0, Z0 | G0が定義されていない場合に剛壁位置を定義するポイントMの座標。剛壁は移動しません。 (実数) |
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IFILT | 摩擦フィルタリングフラグ。 3
(整数) |
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FFAC | 摩擦フィルタリングファクター。 デフォルト =0.0(実数) |
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X1, Y1, Z1 | RWTYPE=PLANE、CYL、PARALの場合にM1を定義するポイントの座標。 (実数) |
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X2, Y2, Z2 | RWTYPE=PARALの場合にM2を定義するポイントの座標。 (実数) |
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DIA | RWTYPE=CYLまたはSPHERの場合の直径。 (実数 > 0) |
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MASS | G0が定義されている場合の移動剛壁の質量。 (実数 ≥ 0) |
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VX, VY, VZ | G0が定義されている場合の初期速度の成分。 (実数) |
コメント
- RWALLは、RWALL = SIDを使用してサブケース内で選択するか、RWALADDを使用して選択する必要があります。ANALYSIS=EXPDYNのサブケースエントリで定義される幾何学的非線形解析サブケースでのみ選択できます。
- 剛壁セカンダリ節点の節点板厚は考慮されません。
- IFILTは、摩擦フィルタリング係数を算出する方法を定義します。摩擦フィルタリングはスライディング剛壁に対してのみ使用できます。IFILT ≠ 0の場合、接触部内の各セカンダリ節点における接線摩擦力は、次の単純なルールを使用してフィルタリングされます:
(1) ここで、- FT
- 接線力
- F′T
- 時間tにおける接線力
- F′T-1
- 時間t-1における接線力
- α
- フィルタリング係数
IFILT=1 - α=FFAC
IFILT = 2 - α = 2πdt * freq、ここでdt = time step、および freq = FFAC
IFILT = 3 - α = 2π / N、ここで1/freq = T = N * dt、および N = FFAC
- サーフェス入力タイプ:
- タイプ
- 説明
- PLANE
- MM1は法線方向を定義します。
- CYL
- MM1は円柱の軸を定義します。
- SPHER
- Mは球の中心です。
- PARAL
- MM1とMM2は、法線が外積MM1 x MM2によって求められる平行四辺形を定義します。
- HyperMeshでは、このカードは剛壁として表されます。