CMASS1
バルクデータエントリ スカラー質量要素を定義します。
フォーマット
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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CMASS1 | EID | PID | G1 | C1 | G2 | <table conref="../../bank/solvers_shared_format_tables_b.dita#reference_jc5_v4z_vgb/solvers_shared_format_tables_b_table_tmf_5gz_fjb" id="analysis_technique_imperfection_r_table_skj_fhz_fjb"></table> |
例
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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CMASS1 | 45 | 4 | 653 | 2 |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
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EID | 固有の要素識別番号。 デフォルトなし(整数 > 0) |
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PID | PMASSプロパティの識別番号。
デフォルト = EID(整数 > 0または<文字列>) |
|
G1, G2 | 形状節点またはスカラーポイントの識別番号。 デフォルト = 0(整数 ≥ 0) |
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<varname>SPDLOW</varname>, <varname>SPDHIGH</varname> | GRIDデータのCDエントリで指定されている変位座標系上の成分番号。 デフォルト無し(0 ≤ 整数 ≤ 6) |
コメント
- <table conref="../../bank/solvers_shared_format_tables_b.dita#reference_jc5_v4z_vgb/solvers_shared_format_tables_b_table_tmf_5gz_fjb" id="analysis_technique_imperfection_r_table_skj_fhz_fjb"></table>
- G1および / またはG2にはスカラーポイントを使用できます(対応するC1および / またはC2に0または空白を指定します)。スカラーポイントやグラウンドされている端点しか関係しない場合は、CMASS3エントリを使用した方が効率的です。
- 2つの結合ポイント(G1, C1)と(G2, C2)は一致させないでください。特殊な状況を除き、これらの1つは、GiおよびCiに空白エントリが設定された、グラウンドされている端点です。
- このエントリで指定したスカラーポイントをSPOINTバルクデータエントリで定義する必要はありません。 SYSSETTING I/OオプションエントリのSPSYNTAXがCHECK(デフォルト)またはSTRICTに設定されている場合、グリッドと成分のペア(G#/C#)では、グリッド参照がスカラーポイント(SPOINT)のときは成分が0または空白である必要があり、グリッド参照が構造節点(GRID)のときは成分 > 1である必要があります。SPSYNTAXにMIXEDを設定した場合、グリッド / 成分のペア(G#/C#)について、成分が0、1、または空白の場合には、グリッド参照はスカラーポイント(SPOINT)または構造節点(GRID)のどちらでも構いません。スカラーポイントはすべて0、構造節点の場合は1と解釈されます。成分が1より大きい場合、グリッド参照は常に構造節点(GRID)である必要があります。
- 熱伝導問題において、スカラー質量要素は無視されます。
- 文字列のラベルを使用すると、要素カードで参照する場合にプロパティを視覚的に識別しやすくなります。詳細については、Bulk Data Input File内の文字列ラベルベースの入力ファイルをご参照ください。
- HyperMeshでは、このカードはスプリングまたは質量要素として表されます。