DVMBRL1

バルクデータエントリ 次の式を使用して、MBDエンティティのプロパティに設計変数を線形的に関連付けます: P i = C 0 + COEF i * DVID i

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
DVMBRL1 ID TYPE BID/

EID

PNAME     C0    
  DVID1 COEF1 DVID2 COEF2 etc.        

例1

IDが22であるCMBUSHの剛性値(K1)の並進xコンポーネントを設計変数5に関連付ける場合。
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
DVMBRL1 88 CMBUSH 22 K1     0.0    
  5 1.0              
DESVAR 5 5.00 1.50 9.90          

例2

IDが3である剛体の質量を設計変数5に関連付ける場合。
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
DVMBRL1 88 PRBODY 3 M     0.0    
  5 1.0              
DESVAR 5 5.00 1.50 9.90          

定義

フィールド 内容 SI単位の例
ID 応答ID。このIDは、他のDVMBRL1カードおよびDVMBRL2カードも含めた中で固有である必要があります。

デフォルトなし(整数 > 0)

 
TYPE 関連付けの対象となるMBDエンティティタイプ。 1

デフォルト値はありません(文字)

 
BID/EID ボディIDまたは要素ID番号。TYPEPRBODYの場合、このフィールドは剛体のID番号です。TYPECMBUSH(M)CMBEAM(M)、またはCMSPDP(m)の場合、このフィールドは対応する要素のID番号です。

デフォルトなし(整数 > 0)

 
PNAME “A”や“L”などのプロパティ名(PRBODYCMBEAM(M)CMBUSH(M)CMSPDP(M)の各カードのドキュメンテーションに記載)。

デフォルト無し(文字または整数 > 0)

 
C0 関係式の定数。

デフォルト = 0.0(実数)

 
DVIDi DESVARのID。

デフォルトなし(整数 > 0)

 
COEFi 関係式の係数。

デフォルト = 1.0(実数)

 

コメント

  1. MBDエンティティタイプの情報は、以下のとおりです:
    PRBODY
    IXX
    IYY
    IZZ
    IXY
    IXZ
    X
    重心のXコンポーネント。
    Y
    重心のYコンポーネント。
    Z
    重心のZコンポーネント。
    CMBEAM/CMBEAMM
    L
    ビームのX軸に沿った変形前の長さ。
    A
    ビームの断面積。
    I1
    中立軸の周りにおける平面1内の慣性エリアモーメント。
    I2
    中立軸の周りにおける平面1内の慣性エリアモーメント。
    J
    ねじり定数。
    K1K2
    せん断の面積係数。
    CMBUSH/CMBUSHM
    K1K3
    並進剛性。
    K4K6
    回転剛性。
    B1B3
    並進減衰。
    B4B6
    回転減衰。
    P1P3
    並進初期荷重。
    P4P6
    回転初期荷重。
    CMSPDP/CMSPDPM
    K
    剛性
    B
    減衰
    L
    スプリングダンパーの引き伸ばし前の長さ。
    PF
    初期荷重。
  2. HyperMeshでは、このカードは最適化の設計変数とプロパティの関係として表されます。