MBDSRF

バルクデータエントリ マルチボディの変形可能サーフェスを定義します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
MBDSRF SRFID NROW NCOL ENDTYPE NSEGU NSEGV      
  G1 G2 G3 G4 G5 G6 同様    

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
MBDSRF 1 3 6 NATURAL 100 100      
  201 202 203 204 205 206 207 206  
  209 210 211 212 213 214 215 216  
  217 218              

定義

フィールド 内容 SI単位の例
SRFID サーフェス識別番号。

デフォルトなし(整数 > 0)

 
NROW 節点の行数。  
NCOL 節点の列数。  
ENDTYPE 以下から選択します。
NATURAL(デフォルト)
PARABOLIC
PERIODIC 1
 
, NSEGU, NSEGV アニメーション目的で変形可能サーフェスを離散化するために使用されるUおよびV座標に沿ったセグメントの数。

デフォルトなし(整数 > 0)

 
G1, G2, … 行ごとの節点リスト。最初のNROW個のIDが第1行を形成し、次のNROW個のIDが第2行を形成します(以下同様)。このリストには、合計でNROW*NCOL個の節点IDを含める必要があります。  

コメント

  1. 変形可能サーフェスはCUBICスプライン補間を使用して生成されます。CUBICスプライン補間では、サーフェスの端において補間関数の2次導関数に関する仮定を必要とします。NATURALPARABOLICPERIODICの各キーワードは、以下のように定義される仮定を表します:(1)
    NATURAL ( or free ) : f ( x 0 ) = f ( x N ) = 0 PARABOLIC : f ( x 0 ) = f ( x 1 ) , f ( x N ) = f ( x N 1 ) PERIODIC : f ( x 0 ) = f ( x N 1 ) , f ( x N ) = f ( x 1 )
  2. MBDSRF要素は、静的つり合いのForce Imbalance手法ではサポートされていません。
  3. MBDSRF要素には、固有の慣性、剛性、減衰はありません。
  4. HyperMeshでは、このカードはセットとして表されます。