MFLUID

バルクデータエントリ 仮想流体質量のプロパティを定義するために使用されます。仮想流体質量は構造に接触する非圧縮非粘性流体の質量効果を表現します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
MFLUID SID CID ZFS RHO WSURF1 WSURF2 PLANE1 PLANE2  
  RMAX                

例

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
MFLUID 25   32.0 42.0 45        

定義

フィールド 内容 SI単位の例
SID 固有のセット識別番号。

デフォルトなし(整数 > 0)

 
CID そのz軸が自由表面の法線方向と仮定される座標系の識別番号。

デフォルト = 0(整数 > 0、または空白)

 
ZFS CID座標系のz軸の自由表面の位置。

デフォルト = 1030(実数)

 
RHO 流体密度。

デフォルトなし(実数 ≥ 0.0)

 
WSURF1 SURFまたはSETバルクデータエントリのセット識別番号。このリストは片側だけが流体連成されるシェル要素またはソリッド要素の表面を指定します(SURF,ELFACEをご参照ください)。

デフォルト = 0(整数 ≥ 0、または空白)

 
WSURF2 SURFまたはSETバルクデータエントリのセット識別番号。このリストは要素の両側が流体連成されるシェル要素を指定します。

デフォルト = 0(整数 ≥ 0、または空白)

 
PLANE1 流体座標系(CID)のx-z平面の対称性のタイプを指定します。
N(デフォルト)
対称定義なし
S
対称
A
反対称

(文字)

 
PLANE2 流体座標系(CID)のy-z平面の対称性のタイプを指定します。
N(デフォルト)
対称定義なし
S
対称
A
反対称

(文字)

 
RMAX 2要素間の距離がRMAXより大きい場合、その間の相互作用は無視されます。

デフォルト = 1010(実数 > 0.0)

 

コメント

  1. MFLUIDエントリはサブケース情報セクションのMFLUIDコマンドで選択される必要があります。
  2. 複数のMFLUIDエントリを複数の流体ボリュームを定義するための用いる事ができます。
  3. 開放面を持たない完全密閉型のウェット面は、現在サポートされていません。
  4. WSURF1またはWSURF2のどちらか、または両方が0以外で指定される必要があります。言い換えると、WSURF1とWSURF2の両方を空白または0にはできません。
  5. 要素の多角形の全てが自由表面上またはそれよりも上にある場合、流体体積の質量計算で無視されます。要素の多角形は、 0.01 2.0 * Element ' s   Area の距離の範囲内にある場合自由表面上にあるとして考慮されます。
  6. デフォルトではWSURF1で参照された要素は、要素の流体連成の側は要素の法線と同じ側であると仮定されます。この条件が与えられた要素に対して正しくない時、ELFACEでの標準のSURFエントリで(別のSETフォーマットでなく)が流体内部への法線方向をSURFエントリでのNORMAL=1を設定することで再定義する必要があります。
  7. ELIST はSETとSURFの別形式ですが、ELISTはNastranとの適合性をもたらすためだけに与えられています。ELISTの代わりにSURF/SETを使用することを推奨します。また、
    • SURFおよびSETエントリとELISTエントリは減衰要素の定義に組み合わせることはできません。
    • ELISTエントリは内部的にSETエントリに変換されます。ELISTが少なくとも1つのMFLUIDエントリで参照される場合は、モデル内のすべてのMFLUIDエントリがELIST エントリを参照する必要があります。そのような場合には、MFLUIDエントリが特定のセット識別子番号(<SID>)を参照して、モデル内の対応するELIST,<SID>なしでWSURF1/WSURF2フィールドを定義すると、OptiStructではSET/SURF,<SID>が検索されません。
  8. 対称面はPLANE1とPLANE2を用いて定義されます。
    • “S”は平面の法線に対して0変位であることを意味します。
    • “A”は平面の法線に対して0圧力であることを意味します。
    • 対称平面上の節点には一貫した構造境界条件が適用されるべきです。
    • PLANE1が “S” または “A”の場合、全ての流体連成要素はX-Z平面を横切ることはできず、X-Z平面の同じ側に他の全ての流体連成要素としてある必要があります。
    • PLANE2が “S” または “A”の場合、全ての流体連成要素はY-Z平面を横切ることはできず、Y-Z平面の同じ側に他の全ての流体連成要素としてある必要があります。
  9. ドライモードの.outファイルと.h3dファイルへの出力はPARAM, VMOPTが指定された時のみ可能です。