RBE2GS
バルクデータエントリ フィールドGSによって参照される節点に最も近い2つの節点を結合する剛体要素を定義します。
フォーマット
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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RBE2GS | EID | GS | TYPE | R | CM | ALPHA | |||
XS | YS | ZS | GNi | GMi |
別フォーマット
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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RBE2GS | EID | GS | TYPE | R | CM | ALPHA | |||
XS | YS | ZS | GNi | GMi | |||||
GMk | THRU | GMl |
例
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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RBE2GS | 19 | 8 | 2.1 | 1.2E-6 | |||||
endl | 33 | 92 |
別の例
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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RBE2GS | 19 | 8 | 2.1 | 1.2E-6 | |||||
33 | THRU | 92 | endl | 23 | |||||
34 | THRU | 41 |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
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EID | 固有の要素識別番号。 デフォルトなし(整数 > 0) |
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GS | RBE2GS要素を作成するために、2つのすぐ近くの節点を検索するのに使用される節点。 デフォルト = 空白(整数 > 0) |
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TYPE | 節点の結合のために実行される検索のタイプ 5
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R |
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CM | 節点GMの従属自由度の成分。 デフォルト = 空白(空白を挟まない整数1~6: デフォルトの空白は123456) |
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ALPHA | 熱膨張係数。 (実数または空白) |
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XS, YS, ZS | GSフィールドが空白の場合に検索ポイントの位置を特定します。 デフォルト = 空白(実数) |
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GNi | GNの候補となる節点から除外される節点。GNiリストを指定する場合は、endlで終了する必要があります。 デフォルト = 空白(整数 > 0 、THRU、または空白) |
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GMi | GMの候補となる節点から除外される節点。GNiリストを指定せず、GMjリストが存在している場合、GNiにはendlエントリが必要です。 デフォルト = 空白(整数 > 0 、THRU、または空白) |
コメント
- RBE2GSのフィールドの値は、その他すべての要素IDに対して固有です。
- GS、またはXS, YS, ZSフィールドのいずれかを指定する必要があります。そうでない場合、実行するとエラーが出力されます。
- リストとGMjリストは、その最後のエントリに続くフィールドにendlを配置して終了している必要があります。THRUオプションを使用する場合、範囲内にすべての節点が存在する必要はありません。
- GNiおよびGMjリストでは空白を使用できます。また、THRUを継続行の最初の入力エントリにすることはできません。
- GSが物理構造の一部と結合する構造節点である場合:
RBE2GSは、RBE2GSエントリと同じIDのRBE2を内部的に生成します。デフォルトでは、GSがGNとして選択されます(これは独立節点です)。また、検索半径R内で最も近い節点がGMとして選択されます(これは従属節点(TYPE=空白)です)。GNi、GMjリスト内の節点が検索から除外されると、節点GSがGNとして選択され、GMがGSから半径R内にある最も近い節点になります(この順序に従います)。TYPE=NMFLIPの場合、節点GNとGMは逆になります。
GSが構造節点でない場合、またはXS, YS, ZSが指定されている場合:
RBE2GSは、RBE2GSエントリと同じIDのRBE2を内部的に生成します。デフォルトでは、GNは独立節点で、GMは従属節点(TYPE=空白)です。GNi、GMjリスト内の節点が検索から除外されると、GS(またはXS, YS, ZS)から半径R内にある最初の2つの節点がGNおよびGMとして特定されます(この順序に従います)。TYPE=NMFLIPの場合、節点GNとGMは逆になります。
TYPE=IIRBE2またはNMIIRB2の場合:
節点を識別する規則は上記と同じで、GSに基づきます。節点の識別後、選択された2つの節点は、検索半径R内に独立節点が存在する既存のRBE2要素の独立GNになります。TYPE=NMIIRB2の場合、GNとGMは逆になります。検索半径内に独立節点があるRBE2要素が1つだけであるか、存在しない場合、OptiStructはエラーになります。