PFATSMW

バルクデータエントリ シーム溶接疲労解析のプロパティを定義します。

フォーマット

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PFATSMW ID BRATIO TREF TREF_N EVALDIS        

定義

フィールド 内容 SI単位の例
ID それぞれのPFATSMWカードには固有のIDが必要です。このIDはFATDEF定義から参照される場合があります。

デフォルトなし(整数 > 0)

 
BRATIO 臨界曲げ率。

デフォルト = 0.5(実数 > 0.0)

 
TREF 板厚効果考慮のための参照板厚。 1

デフォルト = 25.0(実数 > 0.0)

 
TREF_N 板厚効果考慮のための指数。 1

デフォルト = 0.2(実数 ≥ 0.0)

 
EVALDIS Joint Line法による評価距離。 2
MINAVG(デフォルト)
応力計算で使用する、溶接線からの評価距離を自動的に決定します。
Real
溶接線からの評価距離として、Realで指定した値がそのまま応力計算で使用されます。
空白

(実数 ≥ 0.0)

 

コメント

  1. TREFを使用して、板厚効果考慮のための参照板厚を定義します。シェルの板厚(T)が指定した値(TREF)より大きく、FATPARMエントリのTHCKCORRフィールドがYESに設定されている場合、次の計算に基づいて応力( σ i j MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaeq4Wdm3aaS baaSqaaiaadMgacaWGQbaabeaaaaa@39C3@ )を増大させることで、板厚効果が含まれます:(1)
    σ ij = σ ij ( T TREF ) TREF _ N
  2. 特定の溶接による応力を評価する位置までの距離をEVALDISで定義します。実際には、STRESS出力要求またはPARAM,CNST4FATに基づき、要素のコーナーで応力が評価され、その応力を使用した補間計算によって、要素ごとに応力の評価ポイント(図 1)での応力が求められます。以降の疲労計算では、この応力が使用されます。


    図 1.