MBDCRV

バルクデータエントリ マルチボディの変形可能曲線として、グリッドの順序付きリストを定義します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
MBDCRV DCID ENDTYPEL LAMBDAL ENDTYPER LAMBDAR NSEG      
  G1 G2 G3 同様          

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
MBDCRV 1 NATURAL   CANTILEVER 0.5 100 5    
  201 202 203 204 205        

定義

フィールド 内容 SI単位の例
DCID 曲線識別番号。

デフォルトなし(整数 > 0)

 
ENDTYPEL 以下から選択します。
NATURAL(デフォルト)
PARABOLIC
PERIODIC
CANTILEVER 1
 
LAMBDAL このパラメータは、終端条件のタイプがCANTILEVERの場合のみ適用できます。他の終端条件の場合は空白のままにします。

これは区間[0,1]に含まれる実数値パラメータで、CUBICスプライン補間の左端条件を制御します。この値が0の場合はNATURAL終端条件を意味します。この値が1の場合はPARABOLIC終端条件を意味します。

デフォルト = 0.0、(0.0 < 実数 < 1.0)

 
ENDTYPER 以下から選択します。
NATURAL(デフォルト)
PARABOLIC
PERIODIC
CANTILEVER 1
 
LAMBDAR このパラメータは、終端条件のタイプがCANTILEVERの場合のみ適用できます。他の終端条件の場合は空白のままにします。

これは区間[0,1]に含まれる実数値パラメータで、CUBICスプライン補間の左端条件を制御します。この値が0の場合はNATURAL終端条件を意味します。この値が1の場合はPARABOLIC終端条件を意味します。

デフォルト = 0.0、(0.0 < 実数 < 1.0)

 
NSEG 変形可能曲線をアニメーションで可視化する際に使用されるセグメントの数。

デフォルトなし(整数 > 0)

 
G1, G2, G3, … カーブを定義するグリッドIDの順序付きリスト。  

コメント

  1. 変形可能曲線はCUBICスプライン補間を使用して生成されます。CUBICスプライン補間では、カーブの両端において補間関数の2次導関数に関する仮定を必要とします。NATURALPARABOLICPERIODICCANTILEVERの各キーワードは4つの標準的な仮定を表し、以下のように定義されます:(1)
    NATURAL ( or free ) : f ( x 0 ) = f ( x N ) = 0 PARABOLIC : f ( x 0 ) = f ( x 1 ) , f ( x N ) = f ( x N 1 ) PERIODIC : f ( x 0 ) = f ( x N 1 ) , f ( x N ) = f ( x 1 ) CANTILEVER : f ( x 0 ) = λ f ( x 1 ) , f ( x N ) = λ f ( x N 1 ) , 0 λ 1

    λ =0.0はNATURAL(または自由)終端条件を意味し、 λ =1.0はPARABOLIC終端条件を意味します。

  2. HyperMeshでは、このカードはセットとして表されます。