CELAS4
バルクデータエントリ スカラーポイントにのみ結合され、プロパティエントリを参照しないスカラースプリング要素を定義します。
フォーマット
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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CELAS4 | EID | K | S1 | S2 | GE | S |
例
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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CELAS4 | 42 | 6.2-3 | 2 |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
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EID | 固有の要素識別番号。 デフォルトなし(整数 > 0) |
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K | スカラースプリングの剛性。 デフォルトなし(実数)。 |
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S1, S2 | スカラーポイント識別番号。 S1またはS2のどちらか一方だけを空白または0にすると、拘束されている座標を指定できます。 デフォルト = 0(整数 ≥ 0。S1 ≠ S2) |
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GE | 減衰係数。 GEは、PARAM, W4が指定されていない場合、過度解析で無視されます。 デフォルト = 0.0(実数) |
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S | 応力係数。 デフォルト = 0.0(実数) |
コメント
- このエントリには材料や形状特性が必要ないため、このエントリ1つで要素を完全に定義できます。
- 1つのエントリで定義できるスカラースプリング要素は1つだけです。
- このエントリで指定したスカラーポイントをSPOINTバルクデータエントリで定義する必要はありません。
- スプリングの要素荷重は次の式で求められます:
(1) ここで、 はスカラー要素の剛性係数、 はCELAS1エントリとCELAS2エントリにリストされている1つ目の自由度の変位、 はCELAS1エントリとCELAS2エントリにリストされている2番目の自由度の変位です。要素応力は次の式で求められます:(2) ここで、 は前に定義した応力係数です。 - HyperMeshでは、このカードはスプリングまたは質量要素として表されます。