PLOADE1

バルクデータエントリ CTPSTN要素とCQPSTN要素のエッジ上での面内表面力を定義します。

大変位非線形解析では、PLOADE1エントリを追従荷重として定義できます。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
PLOADE1 SID EID PA PB GA GB THETA    

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PLOADE1 3 20 10.5 12.5 11 13 15.0    

定義

フィールド 内容 SI単位の例
SID 荷重セットの識別番号。

デフォルトなし(整数 > 0)

 
EID 要素識別番号。

デフォルトなし(整数 > 0)

 
PA 節点GAでの表面力。

デフォルトなし(実数)

 
PB 節点GBでの表面力。

デフォルト = PA(実数または空白)

 
GA, GB 要素側面の2つの隣接するコーナー節点。

デフォルトなし(整数 > 0)

 
THETA 表面力とラインセグメントの内側法線との角度。

デフォルト = 0.0(実数または空白)

 

コメント

  1. 表面力は要素側面のGAGB間で線形に変化すると仮定します。
  2. 表面力の入力は、単位面積あたりの力の大きさになるように定義します。
  3. THETAは、GAGBを結ぶ直線の内向き法線から、適用した荷重のベクトルまで反時計方向に測定します(図 1)。正の圧力はラインセグメントの内向き法線方向です。


    図 1. 面要素上での圧力荷重の定義