SEBULK

バルクデータエントリ スーパーエレメント境界検索オプションとスーパーエレメントのタイプを定義します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
SEBULK SEID TYPE RSEID METHOD TOL LOC UNITNO    

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
SEBULK 1001 REPEAT 1002 MANUAL 1.0E-4 YES      

定義

フィールド 内容 SI単位の例
SEID 分割されたスーパーエレメントの識別番号。

デフォルトなし(整数 ≥ 0) 5

 
TYPE スーパーエレメントのタイプ:
PRIMARY
これがパートスーパーエレメントであることを示します(BEGIN SUPERを使用)。
EXTOP4
これが、別のジョブで作成されたOUTPUT4ファイルを使用している外部スーパーエレメントであることを示します。
REPEAT
同一。 3

デフォルトなし(文字)

 
RSEID 基準スーパーエレメントの識別番号。

これは、TYPE = REPEATの場合にのみ適用可能です。

デフォルト = 0(整数 ≥ 0)

 
METHOD 境界節点を検索するために使用する方法。
MANUAL(デフォルト)
この場合、SECONCTエントリが必要です。
 
TOL 境界節点の検索トレランス。

デフォルト = 1.0E-5(実数 ≥ 0.0)

 
LOC 一致位置チェックオプション。
これは、METHOD = MANUALの場合に適用可能です。
YES(デフォルト)
節点の一致位置のチェックを有効にします。
NO
節点の一致位置のチェックを無効にします。

(文字)

 
UNITNO OUTPUT4ファイルのFortranユニット番号(ASSIGN,INPUTT4で指定)。

これは、TYPE = EXTOP4の場合にのみ適用可能です。

デフォルト無し(整数 > 0)

 

コメント

  1. この指定は、MAINバルクデータで行う必要があり、パートスーパーエレメント(BEGIN SUPERを使用)の場合にのみ意味を持ちます。
  2. TYPE = PRIMARYのスーパーエレメントは、SELOCエントリを使用してそれ自体を再配置できます。この場合、プライマリスーパーエレメントはSELOCエントリで指定された位置に配置されます。
  3. 以下は、TYPE= REPEATに対するコメントです。
    • TYPEREPEATであるSEIDは、セカンダリスーパーエレメントと呼ばれます。この場合に指定されたRSEIDは、プライマリスーパーエレメントと見なされます。
    • プライマリスーパーエレメントは、パートスーパーエレメントであるか、先に行われた別のジョブによって作成された外部スーパーエレメントである必要があります。プライマリスーパーエレメントは、それ自体のSEBULKエントリで設定される必要があります。この場合、TYPEPRIMARYである必要があります。
    • プライマリスーパーエレメントには、プライマリスーパーエレメントの上流のスーパーエレメントは含まれません。
    • プライマリスーパーエレメントは再配置できます(2)。
    • RSEIDで指定されたプライマリスーパーエレメントがパートスーパーエレメントである場合は、セカンダリスーパーエレメントはプライマリスーパーエレメントのコピーです。この場合、セカンダリスーパーエレメントの境界、荷重、拘束条件、および縮退手法は、そのプライマリスーパーエレメントのものと異なる可能性があります。
    • この場合のセカンダリスーパーエレメントは、SELOCエントリを参照する場合もあれば、しない場合もあります。
    • SELOCエントリを参照している場合は、プライマリスーパーエレメントの同一コピーがSELOCエントリで指定された位置に配置されます。
  4. SECONCTを使用することで、検索方法を補強したり、グローバルトレランスをオーバーライドすることができます。TOLLOCは、SECONCTエントリで必要なトレランスを指定することで2つのスーパーエレメントの間で変更できるデフォルト値です。
  5. SEID=0は、レジデュアルのTOL値を設定することが望ましい場合にのみ、レジデュアルパートに対して有効になります。