PERBC
バルクデータエントリ 構造の反対側にあるエッジ / フェイスの結合を定義します。このエントリは、モデルに周期的境界条件を適用するために使用されます。
フォーマット
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PERBC | ID | GSID | RLID | TOL |
例
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PERBC | 2 | 45 | 32 | 0.01 |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
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ID | セット識別番号。 (整数 > 0) |
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GSID | 構造の片側にある節点のセットの識別番号。 (整数 > 0) |
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RLID | 構造の片側にある節点を反対側にマップするRELOCバルクデータエントリの識別番号。両側が1対1で完全に一致する必要があります。 (整数 > 0) |
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TOL | 2つの節点が同一であると見なすうえで、それらの節点間に許容できる最大距離を定義する数値を指定します。GSIDで定義されたセット、および構造の反対側にある節点のセット(RELOCエントリで定義されたマッピング)内のすべての節点は、トレランスに基づいて等価になるように考慮されます。 (実数 > 0.0) |
コメント
- PERBCエントリは、周期的境界条件を適用して、構造の片側から反対側に結果を適合させるために使用できます。
- 参照されるRELOCバルクデータエントリは、TYPE=MOVEまたはTYPE=ROTATEを使用して定義される必要があります。TYPE=ROTATEの場合は、1つの軸を中心とする単純回転のみを定義する必要があります。構造の片側にあるすべての節点(GSIDによって定義される)、およびその反対側の一致する節点には、座標系(GRIDエントリ上のCDフィールド)を定義しておくことはできません。RELOC(ROTATE)が指定されている場合、両側にある一致するすべての節点には、RELOC回転に使用される軸と一致するZ軸が割り当てられている、円筒座標系が必要となります。
- 周期的境界条件は、すべての解析シーケンス(OptiStructマルチボディダイナミクス(OS-MBD)および幾何学的非線形解析(ANALYSIS=EXPDYN)を除く)、およびすべての最適化タイプでサポートされています。形状最適化では、PERBCエントリ上の識別されたGRIDが最適化ゾーン内またはその近くにある場合、それらの位置の変化はDVGRIDによって適切にリンクされる必要があり、そうでない場合は、結果が正しくなくなる可能性があります。