CDSMETH
バルクデータエントリ それぞれの加振周波数における区分動的マトリックスを生成する区分動的合成法(component dynamic synthesis method)のために用いられます。
フォーマット
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CDSMETH | CDSID | GTYPE | TF | OSET | TOL | SSF | RSF | ||
CMSOUT | SPID | SPID_F | GP_RC |
例
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CDSMETH | 10 | SVDNP | YES | ||||||
CMSOUT | 9000001 | 9000001 | YES |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
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CDSID | CDSMETHの識別番号。 デフォルト = NONE(整数) |
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GTYPE | ||
TF | それぞれの荷重周波数で結合点と内部点の伝達関数が生成されます。
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OSET | 内部節点に対して設定される節点。内部節点に対応する応答は、レジデュアルランで回復できます。 OSETを指定すると、TFは自動的にYESに設定されます。 デフォルト = BLANK(整数) |
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TOL | 動剛性マトリックスを得るために伝達関数の擬似逆行列を使用する特異値分解(SVD)オペレーションに対するトレランス値。 <実数 / 空白> デフォルト = 1.0e-20 |
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SSF | 特異値分解(SVD)オペレーションの前に構造自由度に関連する伝達関数項をスケーリングするために使用する構造スケールファクター。 <実数 / 空白> デフォルト = 1.0 |
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RSF | 特異値分解(SVD)オペレーションの前に回転自由度に関連する伝達関数項をスケーリングするために使用する回転スケールファクター。 <実数 / 空白> デフォルト = 1.0e-3 |
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CMSOUT | これは区分モード合成(CMS)スーパーエレメント生成で、フリー–フリー境界の一般法(Craig-Chang method)で生成されたときに指定するオプションのキーワードです。 <CMSOUT/BLANK> デフォルト = BLANK |
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SPID | 構造固有モードのCMSマトリックス出力で使用する開始SPOINT IDデフォルトはありません。これはCMSOUTが指定された時のみ有効です。 <整数> |
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SPID_F | 流体固有モードのCMSマトリックス出力で使用する開始SPOINT ID。流体節点がモデルに存在する場合、デフォルトはありません。しかし、モデルに流体節点がある場合、必ず用いる必要があります。これはCMSOUTが指定された時のみ有効です。 <整数> |
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GP_RC | グリッド関与リカバリー制御。
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コメント
- CDSMETHは、モーダル周波数応答解析サブケースのみでサポートされています。残りの構造との結合で使用可能なリカバリーとアタッチメント点での応答は、CDSMETHが指定されたモーダル周波数応答解析のBNDFRE1、BNDFREE、CSET、またはCSET1データエントリで指定される必要があります。
- リカバリー可能な周波数は、CDSMETHが指定されたモーダル周波数応答解析のFREQまたはFREQ1(#は1~5)データエントリで指定される必要があります。
- MODELカードをオプションのCMSスーパーエレメント出力の付加的な応答出力のために用いることができます。
- CDSMETHが用いられる時、レジデュアルランでのCSET点の削減により、妥当な高速化が達成できることがあります。
- 大規模なモデルの場合、ブロックマトリックス除去(BME)法を使用するとパフォーマンスに問題が生じる可能性があります。BMEオプションは、小規模なモデルか、その他の方法が機能しない場合にのみ推奨します。
- SDAMPING をCMSsuperelements(CMSMETHエントリ)の生成に含めることはできません。SDAMPINGをCDSsuperelementsの生成に含めることはできます。結合されたCDSおよびCMS(METHOD=GM)superelementsの生成でSDAMPINGを使用した場合、SDAMPINGはCDSsuperelementsのみに含まれます。DMIGMODを使用して、レジデュアルランのSDAMPINGをCMS(METHOD=GM)superelementsに適用します。レジデュアルランのCMSsuperelementsにSDAMPINGが不要な場合は、対応するDMIGMODデータをモデルから除外できます。