DOBJREF

バルクデータエントリ minmax(maxmin)最適化問題について応答とその参照値を定義します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
DOBJREF DOID RID SID NEGREF / LID POSREF / UID LOWFQ HIGHFQ    

例1

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
DOBJREF 22 3 ALL -1.0 1.0        
DOBJREF 22 5 ALL -1.0 1.0        
表 1. 関連するカード
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
DRESP1 3 TOP DISP     3   488  
DRESP1 5 BOTTOM DISP     3   601  

例2

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
DOBJREF 23 14 ALL -1.0 1.0        
表 2. 関連するカード
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
DRESP1 3 TOP DISP     3   488  
DRESP1 5 BOTTOM DISP     3   601  

定義

フィールド 内容 SI単位の例
DOID 設計目的関数識別番号。

(整数 > 0)

 
RID DRESP1またはDRESP2の識別番号。

(整数 > 0)

 
SID サブケースの識別番号。
ALL(デフォルト)
すべてのサブケースに適用する場合
空白

(整数 > 0)

 
NEGREF/ LID
NEGREF
デフォルト = -1 (実数 < 0.0)
負の応答の参照値(常に負の実数または空白である必要があります)。 2 3 5
LID
デフォルトなし<整数>
荷重周波数の関数として負の参照値を指定するTABLEDiエントリの表識別番号。 2 3 5
 
POSREF/ UID
POSREF
デフォルト = 1.0 (実数 > 0.0)
正の応答の参照値(常に正の実数または空白である必要があります)。 2 3 5
UID
デフォルトなし<整数>
荷重周波数の関数として正の参照値を指定するTABLEDiエントリの表識別番号。 2 3 5
 
LOWFQ 荷重周波数範囲の下限。

デフォルト = 0.0(実数 ≥ 0.0)

 
HIGHFQ 荷重周波数範囲の上限。

デフォルト = 1.0E+20(実数 ≥ LOWFQ

 

コメント

  1. 同じDOIDを複数のDOBJREFエントリに使用できます。DOIDを1つしか使用しない場合、サブケース情報セクションのMINMAX=DOIDエントリは1つしか必要ありません。
  2. 参照値を使用すると、複数の大きさを持つ異なる応答が関係する一般的なminmax問題を設定できます。これらの問題では、目的関数を以下のように定義できます:(1)
    Minimize max ( W 1 ( x ) / r 1 , W 2 ( x ) / r 2 , W k ( x ) / r k )
    または、(2)
    Maximize max ( W 1 ( x ) / r 1 , W 2 ( x ) / r 2 , W k ( x ) / r k )
    ここで、
    W k MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbwvMCKf MBHbqefqvATv2CG4uz3bIuV1wyUbqedmvETj2BSbqefm0B1jxALjhi ov2DaebbnrfifHhDYfgasaacH8srps0lbbf9q8WrFfeuY=Hhbbf9v8 qqaqFr0xc9pk0xbba9q8WqFfea0=yr0RYxir=Jbba9q8aq0=yq=He9 q8qqQ8frFve9Fve9Ff0dmeaacaGacmGadaWaaiqacaabaiaafaaake aacaWGxbWaaSbaaSqaaiaadUgaaeqaaaaa@3ACF@
    応答値
    r k MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbwvMCKf MBHbqefqvATv2CG4uz3bIuV1wyUbqedmvETj2BSbqefm0B1jxALjhi ov2DaebbnrfifHhDYfgasaacH8srps0lbbf9q8WrFfeuY=Hhbbf9v8 qqaqFr0xc9pk0xbba9q8WqFfea0=yr0RYxir=Jbba9q8aq0=yq=He9 q8qqQ8frFve9Fve9Ff0dmeaacaGacmGadaWaaiqacaabaiaafaaake aacaWGxbWaaSbaaSqaaiaadUgaaeqaaaaa@3ACF@
    対応する参照値です。これらの参照値は、応答が正か負かによって異なる値を取ります。
  3. 通常は、応答の目標値または制約条件の値を参照値として使用できます。そのため、1つの目的関数と複数の制約条件で構成された従来の最適化問題を使用せずに、同じ問題をminmax(maxmin)最適化として定式化できます。この場合、以前に制約されていた応答はすべて目的関数として定義され、制限値が参照値として使用されます。これは、応答と制限値の最大比率を可能な限り抑えるという点で効果的で、構造の安全性が向上します。
  4. LOWFQHIGHFQは、周波数応答サブケース(DRESPiRTYPE = FRDISPFRVELOFRACCLFRSTRSFRSTRNFRFORCFRPRES、およびFRERP)に関係する応答タイプにのみ適用されます。参照値NEGREFPOSREFは、荷重周波数がLOWFQHIGHFQの間にある場合にのみ適用されます。DRESP1ATTBで周波数値を指定した場合、LOWFQHIGHFQは無視されます。
  5. LIDUIDには、TABLEDiを使用して、荷重周波数依存の表形式入力を指定します。これらはLOWFQHIGHFQと同様に適用されます。 4
  6. 複数の応答を参照するMinmaxまたはMaxminモデルを定義するには、以下のセットアップをお勧めします。
    • 同じDOIDで複数のDOBJREFエントリを作成します。
    • DOBJREFエントリが1つの応答を参照するようにします。
    • MINMAXまたはMAXMINエントリは、すべてのDOBJREFエントリに対応する1つのIDを参照する必要があります。
  7. HyperMeshでは、このカードは設計目的関数の参照として表されます。