DVPREL2
バルクデータエントリ DEQATNカードで定義された関係を使用して、解析モデルプロパティに設計変数を関連付けます。式の入力値は、参照されているDESVARの値、およびDTABLEカードで定義されている定数から取得します。
フォーマット
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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DVPREL2 | ID | TYPE | PID | PNAME/ FID |
EQID | ||||
DESVAR | DVID1 | DVID2 | DVID3 | DVID4 | DVID5 | DVID6 | DVID7 | ||
DVID8 | DVID9 | etc. | |||||||
DTABLE | LABL1 | LABL2 | LABL3 | LABL4 | LABL5 | LABL6 | LABL7 | ||
LABL8 | etc. |
例1
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DVPREL2 | 201 | PBAR | 1 | 4 | 101 | ||||
DESVAR | 5 | 6 | |||||||
DVPREL2 | 203 | PBAR | 1 | 5 | 102 | ||||
DESVAR | 5 | 6 | |||||||
DVPREL2 | 204 | PBAR | 1 | 6 | 103 | ||||
DESVAR | 5 | 6 |
例2
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DVPREL2 | 201 | PBAR | 1 | A | 101 | ||||
DESVAR | 5 | 6 | |||||||
DVPREL2 | 203 | PBAR | 1 | I1 | 102 | ||||
DESVAR | 5 | 6 | |||||||
DVPREL2 | 204 | PBAR | 1 | I2 | 103 | ||||
DESVAR | 5 | 6 |
関連するカード
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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DESVAR | 5 | W | 6.0 | 1.0 | 10.0 | ||||
DESVAR | 6 | D | 5.0 | 1.0 | 20.0 | ||||
DEQATN | 101 | AREA(W,D) = W*D | |||||||
DEQATN | 102 | I1(W,D) = (W*D**3)/12 | |||||||
DEQATN | 103 | I2(W,D) = (D*W**3)/12 | |||||||
PBAR | 1 | 222 | 0.1 | 19e-4 | 1e-3 |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
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ID | 関係の識別番号。このIDは、他のDVPREL1カードも含めた中で固有である必要があります。 デフォルトなし(整数 > 0) |
|
TYPE | 関連付けの対象となるプロパティタイプ(DVPREL - タイプをご参照ください)。 デフォルト無し(文字) |
|
PID | プロパティ識別番号。 PTYPEがPCOMPGの場合、#部分がGPLYIDであるG#を使用することができます。 PTYPEがPCOMPPの場合、#部分がPLY IDであるP#を使用することができます。 5 デフォルトなし(整数 > 0) |
|
PNAME/FID | “A”や“T”といったプロパティ名(プロパティカードのドキュメンテーションに記載)、またはプロパティカードのフィールド番号。PSHELLプロパティ12I/T3には、フィールド番号(6)のみが許可されます。さまざまなセクションでさまざまなフィールドを使用するため、PBARLおよびPBEAMLではプロパティ名のみが許可されます。 デフォルト無し(文字または整数 > 0) |
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EQID | DEQATNデータの式ID。 デフォルトなし(整数 > 0) |
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DESVAR | DESVAR IDの番号が次に続くことを示します。 | |
DVIDi | DESVAR ID。 デフォルトなし(整数 > 0) |
|
DTABLE | DTABLEのラベルが次に続くことを示します。 | |
LABLi | DTABLEカードの定数ラベル。 デフォルト値はありません(文字) |
コメント
- TYPEにPSOLIDは指定できません。
- TYPEがPBARLまたはPBEAMLの場合、無効な寸法を避けるために、ユーザーは変数の範囲に特に注意する必要があります。
- 2つ以上のセクション定義を持つPBEAML定義は、DVPREL1から参照することはできません。
- NSM以外のPBARL/PBEAMLのプロパティは、DIMを通して制御する必要があります(直接制御することはできません)。
- TYPEがPCOMPGの場合、グローバルプライまたはプロパティ固有のプライを選択することができます。
プロパティ固有のプライを選択する場合、形式は他のプロパティタイプで使用されているものと同様です。そこでは、PIDフィールドにPCOMPGのプロパティ識別番号を入力し、PNAMEまたはFIDを使用して関連付ける値を識別します。このシナリオでは、PIDフィールドによってIDが指定されているプロパティのみが影響を受けます。
グローバルプライを選択するにはPIDフィールドにG#(#部分はグローバルプライのGPLYID)を入力します。この場合、FIDは該当しないため、PNAMEフィールドにTまたはTHETAを使用して板厚または方向の関連付けを行います。このシナリオでは、指定のGPLYIDを使用するすべてのプライが影響を受けます。
TYPEがPCOMPPの場合は、PIDフィールドにP#(#部分はPLYエンティティのID)を入力します。この場合、FIDは該当しないため、PNAMEフィールドにTまたはTHETAを使用して板厚または方向の関連付けを行います。
- PCOMPプロパティで、減衰係数GEは設計可能な値であり、PNAME/FIDフィールドで参照できます。
- HyperMeshでは、このカードは最適化の設計変数として表されます。