MOTNJG

バルクデータエントリ ジョイントコネクターのJOINTGバルクデータエントリのモーションを定義します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
MOTNJG ID   TID TSTIME          
  JID1 DOF VALUE            
  JID2 DOF VALUE            
  etc.                

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
MOTNJG 3                
  2 1 1.0            
  3 2 2.0            

定義

フィールド 内容 SI単位の例
ID モーションセットの識別番号。

(整数 > 0)

 
TID モーションスケールファクターと時間の関係を定義するTABLEDiエントリの識別番号。VALUEフィールドのモーションにこのスケールファクターを乗算することにより、ジョイントの自由度に対する時間依存のモーションが特定されます。

デフォルト = 空白(整数 > 0)

 
TSTIME TIDで定義された表からのデータの持続時間のスイッチ。
TOTまたは0
表データの参照に総時間を使用します。
SUBまたは1
表データの参照にサブケース時間を使用します。

デフォルト = TOT

 
JIDi モーションが適用されるJOINTGバルクデータエントリの識別番号。  
DOF 自由度の成分番号。

デフォルトなし(1 ≤ 整数 ≤ 6)

 
VALUE
Real
指定されたJOINTGジョイントに対して特定された自由度に適応されるモーション値。詳細については、JOINTGエントリの対応するジョイントの説明をご参照ください。
FIXED
JOINTGエントリの対応する自由度が固定されます。

デフォルト値はありません。

 

コメント

  1. MOTNJGバルクデータエントリは、対応するMOTNJGサブケース情報エントリで参照できます。
  2. MOTNJGバルクデータエントリは、どのサブケースでも参照されないため、解析では使用されません。
  3. TIDTSTIMEは、非線形静解析と非線形過渡解析でのみ、微小変位シナリオと大変位シナリオでサポートされています。