バルクデータエントリ ローターラインモデルを決定する節点を指定します。
フォーマット
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(3) |
(4) |
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(6) |
(7) |
(8) |
(9) |
(10) |
ROTORG |
ROTORID |
GRID1 |
GRID2 |
etc. |
GRIDn |
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別フォーマット
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(2) |
(3) |
(4) |
(5) |
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(7) |
(8) |
(9) |
(10) |
ROTORG |
ROTORID |
GRID1 |
THRU |
GRID2 |
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例
(1) |
(2) |
(3) |
(4) |
(5) |
(6) |
(7) |
(8) |
(9) |
(10) |
ROTORG |
25 |
2345 |
2356 |
2400 |
2450 |
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例(代替フォーマット)
(1) |
(2) |
(3) |
(4) |
(5) |
(6) |
(7) |
(8) |
(9) |
(10) |
ROTORG |
30 |
2300 |
THRU |
2400 |
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定義
フィールド |
内容 |
SI単位の例 |
ROTORID |
- setid
- ローターの識別番号。
<整数 > 0>
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GRIDi |
ローターラインモデルを定義する節点のリスト。 デフォルトなし<整数 > 0>
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THRU(オプション) |
節点の識別番号の範囲が定義されていることを示すフラグ。最初と最後の節点は、THRUフラグを含むフィールドの両側のフィールド上に指定します。 |
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コメント
- ROTORGエントリに指定する節点エントリはすべて固有である必要があります。重複する節点エントリが指定された場合、エラーが返されます。
- 複数のROTORGエントリを同じROTORIDで定義できます。
- このROTORGエントリはローターラインモデルの定義に使用されるので、特定のROTORIDに対してROTORGエントリ上で指定されるすべての節点は、同一線上に存在する必要があります。OptiStructは、節点が同一線上にあるかどうか、実行時に自動的にチェックします。
- 周波数応答および複素固有値ソリューションでのローターは、スーパーエレメントを使って置き換えることができます。スーパーエレメントは、ROTORGバルクデータエントリ内でローターを定義する節点に付加できます。Craig-Bampton法の節点の定式化(CBN)またはGUYAN縮退(GUYAN)をCMSMETHバルクデータエントリのMETHODフィールドで指定し、スーパーエレメントを生成することが可能です。スーパーエレメントは、ローターのモデル化に使用される梁要素を置換します。ASET節点が、ROTORGバルクデータエントリで指定されるGRIDiポイントに対応している必要があります。ローターのモデル化に使用されるスーパーエレメントの取り付け節点は、ROTORGエントリ上で定義されるものと全く同じでなければなりません。ローターダイナミクス用のスーパーエレメントの生成に、一般モード定式化(GM法)は使用できません。
- スーパーエレメントが使用されていない場合、ローターラインモデル内の節点と、ROTORGエントリにリストされていない節点の結合を、MPCまたは剛体要素を使用して定義する必要があります。
- スーパーエレメントが使用されている場合、ローターラインモデル内の節点と、レジデュアル構造内の節点の結合を、MPCまたは剛体要素を使用して定義する必要があります。
- ローターラインモデルの質量は、ROTORGバルクデータエントリによって指定された節点上で定義する必要があります。