RROD

バルクデータエントリ エクステンションが剛体のピン接合ロッドを定義します。

フォーマット

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RROD EID GA GB CMA CMB ALPHA      

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RROD 14 1 1115 2   1.45e-5      

定義

フィールド 内容 SI単位の例
EID 固有の要素識別番号。固有である必要があります。  
GA,GB 結合ポイントの節点識別番号。

(整数 > 0または<PartName.number>) 5

 
CMA,CMB GAまたはGBに対して割り当てられたグローバル座標系内で唯一の従属並進自由度の成分番号。1、2、または3の整数か、空白。CMACMBの一方を整数、もう一方を空白にする必要があります。  
ALPHA 熱膨張係数。 6

(実数 ≥ 0.0、または空白)

 

コメント

  1. 拘束荷重はリカバリーされません。
  2. 従属として選択された自由度は、ロッドの軸に沿ったゼロ以外の成分を含んでいる必要があります。これは、ロッドの長さが有限であることを意味します。
  3. このエントリ上で従属と宣言された自由度には、次のような制限があります:
    • 単点拘束に含めることができません(SPCまたはSPC1)。
    • 他のRBARRBE1RBE2RBE3、またはRRODエントリ上で従属自由度の宣言を受けられません。
    • サブケースによって参照されるMPCセット上で従属自由度の宣言を受けられません。
  4. 熱伝導問題において、剛体要素は無視されます。
  5. 特定のパート内でサポートされているローカルエントリは、モデル内のRRODエントリの“完全修飾参照”を使用することで参照できます。完全修飾参照(PartName.number)は数値参照のフォーマットと類似しています。PartNameは、参照されるローカルエントリを含むパートの名前です(パート名はモデル内のBEGINバルクデータエントリで定義します)。numberは、パートPartName内で参照されるローカルエントリの識別番号です。完全修飾参照の使用の詳細については、ユーザーズガイドパートとインスタンスをご参照ください。
  6. 熱膨張係数ALPHAを指定し、熱荷重がTEMPERATURE(INITIAL)およびTEMPERATURE(LOAD)サブケース情報エントリによって要求されると、熱膨張の影響が計算されます。要素の温度は、要素のすべての節点での温度の平均とします。
  7. HyperMeshでは、このカードはロッド要素として表されます。