ACSRCE
バルクデータエントリ 出力と周波数の関数として音響ソースを定義します。
フォーマット
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ACSRCE | SID | EXCITEID | DELAY | DPHASE | TP | RHO | B |
例
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ACSRCE | 111 | 29 | -0.2 | 87 | 14 | 1.0 | 15 |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
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SID | 動的荷重セットの識別番号。 デフォルトなし(整数 > 0) |
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EXCITEID |
を定義するSLOADエントリセットの識別番号。 デフォルトなし(整数 > 0) |
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DELAY | 時間遅延
を定義します。0以外の整数の場合は、
を定義するDELAYバルクデータエントリの識別番号を表します。これが実数値の場合は、この動的荷重エントリによって加振されるすべての自由度に使用される
の値を直接定義します。 デフォルト = 0(整数 > 0、または実数) |
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DPHASE | 位相
を定義します。0以外の整数の場合は、
を定義するDPHASEバルクデータエントリの識別番号を表します。これが実数値の場合は、この動的荷重エントリによって加振されるすべての自由度に使用される
の値を直接定義します。 デフォルト = 0(整数 > 0、または実数) |
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TP |
を指定するTABLED1、TABLED2、TABLED3またはTABLED4エントリのセット識別番号: デフォルト = 0(整数 > 0) |
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RHO | 流体密度。 デフォルトなし(実数 > 0.0) |
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B | 流体の体積弾性率。 デフォルトなし(実数 > 0.0) |
コメント
- ソース強度は次のように計算されます:
(1) ここで、 - 動的荷重セットは、入出力オプションまたはサブケース情報セクションでコマンドDLOAD = SIDを使用して選択する必要があります。
- SIDは、他の動的荷重セット(ACSRCE、DLOAD、RLOAD1、RLOAD2、TLOAD1およびTLOAD2エントリ)に対して固有である必要があります。
- 参照されるEXCITEID、DELAYおよびDPHASEエントリは、流体のポイントだけを指定する必要があります。
- DELAYまたはDPHASEのいずれかが空白または0の場合は、対応する または が0になります。
- A(EXCITEIDで定義)は無次元量であり、 (TPで定義)の単位はパワー(kg*m2/s3、N*m/s、またはJ/s)です。