RLOAD2
バルクデータエントリ 周波数応答問題で使用できるよう、フォーム の周波数依存動的荷重を定義します。
RLOAD2(Form 2)は、周波数依存動的荷重入力を振幅 / 位相の数値フォーマットで利用可能な場合に使用できます。
フォーマット
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RLOAD2 | SID | EXCITEID | DELAY | DPHASE | TB | TP | TYPE |
例
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RLOAD2 | 5 | 3 | 7 |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
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SID | セット識別番号。すべてのRLOAD1およびRLOAD2エントリの中で固有である必要があります。 デフォルトなし(整数 > 0) |
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EXCITEID | Aを定義するDAREA、SPCD、FORCEx、MOMENTx、PLOADx、RFORCE、ACCEL、ACCEL1、ACCEL2、またはGRAVエントリセットの識別番号。 デフォルトなし(整数 > 0) |
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DELAY | 時間遅延
を定義します。0以外の整数の場合は、
を定義するDELAYバルクデータエントリの識別番号を表します。これが実数値の場合は、この動的荷重エントリによって加振されるすべての自由度に使用される
の値を直接定義します。 デフォルト = 0(整数 ≥ 0、または実数) |
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DPHASE | 位相
を度単位で定義します。0以外の整数の場合は、
を定義するDPHASEバルクデータエントリの識別番号を表します。これが実数値の場合は、この動的荷重エントリによって加振されるすべての自由度に使用される
の値を直接定義します。 デフォルト = 0(整数 ≥ 0、または実数) |
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TB |
デフォルトなし。 |
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TP |
デフォルト = 0 |
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TYPE | 動的加振のタイプを識別します。 デフォルト = 0(コメント4をご参照ください) |
コメント
- 動的荷重セットは、入出力オプションまたはサブケース情報セクションでコマンドDLOAD = SIDを使用して選択する必要があります。
- DELAY、DPHASE、TPフィールドのいずれかが空白またはゼロの場合、対応する 、 、または はゼロになります。
- RLOAD2荷重は、DLOADエントリ上で指定された場合にのみRLOAD1荷重と合算できます。これは、RLOAD2エントリ上のSIDはRLOAD1エントリ上のSIDとは異なっている必要があることを意味します。
- TYPEフィールドに対して有効なエントリと、それらによって呼び出される動的加振の説明を以下にリストします。
タイプ 説明 0、L、LO、LOA、LOAD 適用荷重。EXCITEIDはDAREAデータを参照します。 1、D、DI、DIS、DISP 強制変位。EXCITEIDはSPCDデータを参照します。 2、V、VE、VEL、VELO 強制速度。EXCITEIDはSPCDデータを参照します。 3、A、AC、ACC、ACCE 強制加速度。EXCITEIDはSPCDデータを参照します。 - EXCITEIDがSPCDエントリを参照している場合は、SPCD自由度ごとに単位指定された変位を伴う線形静解析による変位ベクトルによってモード空間が拡張されます。
- 全ての静的構造荷重は、EXCITEIDで構造荷重のSIDを参照する事により参照されます。その構造荷重はFORCE、FORCE1、FORCE2、MOMENT、MOMENT1、MOMENT2、PLOAD、PLOAD1、PLOAD2、PLOAD4、RFORCE、ACCEL、ACCEL1、ACCEL2、およびGRAVです。EXCITEIDはLOADとLOADADDバルクデータエントリを参照することはできません。
- HyperMeshでは、このカードは荷重コレクターとして表されます。