NLPRINT
バルクデータエントリ 非線形解析で、_nl.outファイルへの特定情報の出力を制御します。
フォーマット
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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NLPRINT | ID | PARAM1 | VALUE1 | PARAM2 | VALUE2 |
例
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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NLPRINT | 99 | CONTCHG | 20 | ELEMDIST | ALL |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
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ID | それぞれのNLPRINTバルクデータエントリには固有のIDが必要です。 (整数 > 0) |
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PARAMi | パラメータの名前。 (文字) |
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VALUEi | パラメータの値。 |
PARAMi | VALUEi(i=1、2) | SI単位の例 |
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CONTCHG | 接触状態の変化に関連する節点のリストの、_nl.outファイルへの出力を制御します。これは、_nl.h3dファイルへの出力には影響を与えません。
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ELEMDIST | 歪んだ要素の_nl.outファイルへの出力を制御します。これは、_nl.h3dファイルへの出力には影響を与えません。
デフォルト = 10 |
コメント
- NLPRINTバルクデータエントリは、サブケース情報セクションで選択されます。
- このカードは、非線形解析ではオプションです。このカードは、デバッグと監視のために_nl.outファイルに追加的に出力される情報を制御します。これには、接触の変化を伴う節点のリスト(CONTCHG)や、カットバックや発散につながる歪んだ要素のリスト(ELEMDIST)が含まれます。
- デフォルトでは、接触の変化を伴う節点のリストは出力されません(CONTCHG,OFF)。要素の歪みの場合は、最初の10個の要素のみが出力されます(ELEMDIST,10)。