PTADJS1

バルクデータエントリ プリテンション断面のセット上に調節(付加的な短縮)を定義します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
PTADJS1 PSID ADJ SID1 SID2 SID3 SID4 SID5 SID6  
  SID7 SID8 SID9 etc.          

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
PTADJS1 3 0.05 1 3 4        

定義

フィールド 内容 SI単位の例
PSID プリテンション荷重セットの識別番号。

(整数 > 0)

 
ADJ この断面に作用する調節量 (正の値が短縮を意味します)。 2

(実数)

 
SIDi プリテンション断面識別番号。

(整数 > 0)

 

コメント

  1. PTADJS1は、PTADD、またはサブケースのPRETENSIONコマンドで直接参照できます。
  2. プリテンション調節はプリテンションを受けるボルトから設定量の材料を“削除”する事で短くされます。これは設定された距離(回転の回数)でナットを回転させる効果を表現しています。
  3. プリテンション調節は付加的な短縮がプリテンション断面に作用します。これは、既にプリテンションがある断面に調節が作用した時、その最終効果は前のプリテンションサブケースで達した状態に加えてADJの量の合計になります。