バルクデータエントリ 熱伝導解析でサーフェス要素の熱放射材料特性を定義します。
フォーマット
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RADM |
RMID |
ABSORP |
EMIS1 |
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例
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(10) |
RADM |
24 |
0.2 |
1.0 |
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定義
フィールド |
内容 |
SI単位の例 |
RMID |
熱放射材料特性エントリの識別番号。 デフォルトなし(整数 > 0)
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ABSORP |
サーフェスの熱吸収率。 デフォルトなし(0.0 ≤ 整数 ≤ 1.0)
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EMIS1 |
サーフェスの熱放射率。 デフォルトなし(0.0 ≤ 整数 ≤ 1.0)
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コメント
- CHBDYEバルクデータエントリでRADMエントリを参照できます。
- サーフェス要素と黒体の空間節点との間で、次のように放射熱流束を計算します。(1)
ここで、
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- 放射熱流束。
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- PARAM, SIGMAで指定したシュテファン-ボルツマン定数。
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- 要素のフェイスと周辺の空間節点間での放射の形態係数。
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- サーフェス要素のサーフェスの熱放射率。RADMエントリのEMIS1で定義します。
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- サーフェス要素のサーフェスの熱吸収率。RADMエントリのABSORPで定義します。
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- サーフェスの温度。
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- PARAM, TABSで定義した、絶対温度のスケール。
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- 周辺温度。
- 熱放射による熱伝導解析では、PARAM,TABSを使用して絶対温度のスケールを定義でき、PARAM,SIGMAを使用してシュテファン-ボルツマン定数を指定します。また、RADBCエントリを使用して熱放射境界条件を定義できます。