CONTPRM

バルクデータエントリ すべての接触のデフォルトプロパティを定義し、すべての接触に影響するパラメータを設定します。

PCONTPCONTX、およびCONTACTカードで明示的に値を指定すると、ここで設定したデフォルト値よりも優先させることができます。
注: これらのデフォルトは、PGAPカードで指定した個々のギャップ要素のプロパティには適用されません。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
CONTPRM PARAM1 VALUE1 PARAM2 VALUE2 PARAM3 VALUE3 PARAM4 VALUE4  
  PARAM5 VALUE5              

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
CONTPRM GPAD 0.5 STIFF AUTO MU1 0.3      

定義

フィールド 内容 SI単位の例
PARAMi パラメータ名。  
VALi パラメータ値。  

OptiStruct解析のパラメータ

名称 SI単位の例
GPAD シェルの厚みなど追加の層を考慮するためのメインまたはセカンダリオブジェクトの“パディング”。この値が、節点の位置から計算された接触ギャップ開口量から減算されます。 1
THICK(デフォルト)
NONE

(実数)

 
STIFF 接触インターフェースの相対的な剛性。 2

正の値(STIFF = 実数 > 0.0)は直接指定された剛性です。

負の値(STIFF = 実数 < 0.0)は、剛性のスケールファクターを定義します。剛性のスケールファクターは|実数 < 0.0|に等しい値です。このスケーリングは自動剛性値(STIFF = AUTOの場合の剛性値)に適用されます。

デフォルト = AUTOAUTOSOFTHARD、実数 > 0.0、または実数 < 0.0)

 
MU1 静的摩擦係数( μ s3 4

デフォルト = 0.0(実数 ≥ 0.0、STICKまたはFREEZE

 
MU2 動的摩擦係数( μ k)。

デフォルト = MU1(0.0 < 実数 < MU1

 
PREPRT 初期接触条件(MPCベースのTIEを除く)をASCIIデータファイルに出力します。ファイル名:<filename>.cpr詳細については、.cprファイルをご参照ください。
NO(デフォルト)
YES
 
CONTGAP バルクデータファイルを作成します。このファイルには内部的に作成された節点-サーフェス接触要素(CGAPG要素として表されます)が含まれます。ファイル名:filename_root.contgap.fem 5
NO(デフォルト)
YES
 
CONTGRID サーフェス-サーフェス間接触要素に関連する節点のSETが含まれたバルクデータファイルを作成します。ファイル名:filename.root.contgrid.fem
NO(デフォルト)
YES
 
CONTOUT 接触離散化のタイプに応じて、次のファイルが作成されます。

S2S離散化:

内部的に作成されたサーフェス-サーフェス間接触要素(可視化用のPLOTEL要素およびRBE3要素として表されます)が含まれたバルクデータファイルを作成します。ファイル名:<filename>.contout.fem

N2N離散化:

内部的に作成された節点-節点間接触要素(可視化用のRBEAM JOINTG要素として表されます)が含まれたバルクデータファイルを作成します。ファイル名:<filename>.n2s.fem
NO(デフォルト)
YES
 
CONTMPC TIE接触の生成に使用される内部的に作成されたMPCを出力します。これらのMPCの出力ファイル:<filename>_contmpc.fem
NO(デフォルト)
YES
 
NONTIED TIEまたはCONTACTTYPE=FREEZE)インターフェース内で結合されていない節点の出力を制御します。
YES(デフォルト)
結合されていない節点は、節点セットとして<filename>_nontied.femファイルに出力されます。
NO
結合されていない節点は出力されません。
 
TIE TIEバルクデータエントリがモデル内に存在する場合に使用される接触定式化のタイプを示します。
PENALTY(陰解法解析のデフォルト)
TIE接触のPENALTYベースの定式化。
MPC(陽解法解析のデフォルト)
TIE接触のMPCベースの定式化をアクティブ化します。
注: 過剰に拘束された状態が存在する場合、デフォルトはPENALTYに自動的に切り替わります。
 
CORIENT CONTACTカードのメイン方向フィールドMORIENTをすべてのサーフェスに適用するか、それともソリッド要素を除外するかを示します。
ONSHELL(デフォルト)
MORIENTは、シェル要素またはグリッドのパッチで構成される接触メインにのみ適用されます。ソリッド要素の面として定義されたメインサーフェスは、初期状態で開いている接触かどうかや、事前貫通接触かどうかにかかわらず、常に外方向に押し出されます。
ONALL
MORIENTは、すべての接触メイン(特にソリッド要素を含む)に適用されます。
 
SFPRPEN 初期貫通が認識され自己接触エリアで解決されるかどうかを示します。(これはメインとセカンダリが同じセットまたはサーフェスにある自己接触エリアにのみ有効です)。
YES(デフォルト)
初期自己貫通が認識され自己接触エリアで解決されます。SRCHDISより薄いソリッドを横切った間違った自己貫通を見つける危険があります。ユーザーズガイド初期貫通の解決(CONTPRM,SFPRPEN)をご参照ください。
NO
自己接触エリアで貫通は、メッシング等による最小限の貫入を除き解決されません。最小要素サイズよりも大きいどんな自己貫通もこれらのエリアでは無視されます。
 
FRICESL 摩擦弾性すべり - すべり距離に達するまで摩擦横方向力は線形に増加します。物理的な距離の単位で指定します(U0GPADと同様)。ユーザーズガイド摩擦をご参照ください。
AUTO(デフォルト)または空白
弾性スリップ距離に基づく摩擦モデルで、その距離はすべてのCONTACTの平均特性エッジ長の0.5%として選択。
LONG
弾性スリップ距離に基づく摩擦モデルで、その距離はすべてのCONTACTの平均特性エッジ長の10%として選択。
実数 > 0.0
0.0より大きい実数として選択される弾性すべり距離に基づいた摩擦モデル。
0.0
固定横方向剛性KTに基づいた摩擦モデル。
 
ADJGRID 接触節点SETが含まれたバルクデータファイルを作成します。これらの節点の座標は調整(ADJUST)され、これらの接触節点の調整後の新たな座標が含まれたバルクデータファイルも作成されます。ファイル名:filename_root.adjgset.femおよびfilename_root.adjgcrd.fem.
N2N接触の場合、ファイル名はfilename_root.n2n.adjgset.femfilename_root.n2n.adjgcrd.femです。また、最大調整済み距離は.outファイルに用意されています。
NO(デフォルト)
YES
 
DISCRET 明示的なDISCRET指定が含まれていないすべてのCONTACT/TIEエントリ向けの接触離散化アプローチです。
N2S(デフォルト)
S2S
 
LSLDCLR 大変位解析で有限 / 継続スライディング(TRACK=FINITE/CONSLI)接触に対してCLEARANCEを指定できるかどうかを示します。
YES
NO(デフォルト)
 
TUNESTF アダプティブ接触ペナルティのアクティブ化を制御します。陰解法非線形解析の接触ペナルティの自動調整。 6
0(デフォルト)
アダプティブ接触ペナルティがオフになります。
1
アダプティブ接触ペナルティがオンになります。
 
STABILIZ アダプティブ接触ペナルティのアクティブ化を制御します。
ADAPTIVE
急速に減衰する接触安定化をアクティブにします。

CONTPRM,STABILIZ,ADAPTIVEパラメータが存在しない場合は、アダプティブ接触の安定化がアクティブになりません。

デフォルト値はありません。

 
MAXPNTR アダプティブ接触ペナルティの最大許容貫通量を決定するための係数。 7

デフォルト = 0.001(実数 > 0.0)

 
KA0TUNE アダプティブ接触ペナルティの初期試行ペナルティを決定するための係数。 8

デフォルト = 1.0 (実数 > 0.0)

 
KTLIN 接触によって参照されるPCONT上のSTIFFが0.0より大きい実数、かつMU1が0.0より大きい実数の場合に、線形解析で閉じた接触の接線剛性KTを制御します。
0(デフォルト)
接線剛性の値KT = 0.1*STIFFCGAPGコアありのN2S接触では、STIFFKTの大きさは力/長さです。CGAPGコアなしのN2S接触では、STIFFKTの大きさは力/(長さ3)です。S2S接触では、STIFFKTの大きさは力/(長さ3)です。
1
接線剛性の値KT = MU1*STIFFSTIFFKTの大きさは力/(長さ3)です。

(整数)

 

Radioss統合を通じた陽解法動解析のパラメータ(ANALYSIS = EXPDYN)

名称 SI単位の例
STFAC インターフェース剛性スケールファクター。

デフォルト = 陰解法解析では1.0

デフォルト = 陽解法解析では0.1

(実数 ≥ 0)

 
FRIC Coulomb摩擦。

デフォルト = 0.0(実数 ≥ 0)

 
GAP 衝撃アクティブ化のギャップ。 10 11

(実数 ≥ 0)

 
IDEL 節点およびセグメントの削除フラグ。
0(デフォルト)
削除しません。
1
1つのセグメントに関連付けられているすべての要素(シェル、ソリッド)が削除された場合、インターフェースのメイン側からもそのセグメントを削除します。さらに、結合されていない節点をインターフェースのセカンダリ側から削除します。
2
シェルまたはソリッド要素が削除された場合、対応するセグメントをインターフェースのメイン側から削除します。さらに、結合されていない節点をインターフェースのセカンダリ側から削除します。

(整数)

 
INACTI 初期貫通の処理対象フラグ。 13
CONTPRMで定義されているデフォルト(整数 = 0、…、5)
0
処理を実行しません。
1
節点の剛性を非アクティブ化します。
2
要素の剛性を非アクティブ化します。
3
セカンダリ節点の座標を変更し、小規模な初期貫通が発生しないようにします。
4
メイン節点の座標を変更し、小規模な初期貫通が発生しないようにします。
5
ギャップは時間経過と共に変化しますが、初期ギャップは下記のようにわずかに貫通を受けます。
g a p 0 = g a p P 0 0.05 ( g a p P 0 ) MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaam4zaiaadg gacaWGWbWaaSbaaSqaaiaaicdaaeqaaOGaeyypa0Jaam4zaiaadgga caWGWbGaeyOeI0IaamiuamaaDaaaleaacaaIWaaabaaaaOGaeyOeI0 IaaGimaiaac6cacaaIWaGaaGynaiabgwSixpaabmaabaGaam4zaiaa dggacaWGWbGaeyOeI0IaamiuamaaBaaaleaacaaIWaaabeaaaOGaay jkaiaawMcaaaaa@4D4B@

陽解法解析で有効な値:0, 1, 2, 3および5。

陰解法解析で有効な値:0, 3および4.

無効なエントリは無視されます。

 
CORIENT CONTACTカードのメイン方向フィールドMORIENTをすべてのサーフェスに適用するか、ソリッド要素を除外するかを示します。
ONSHELL(デフォルト)
MORIENTは、シェル要素またはグリッドのパッチで構成される接触メインにのみ適用されます。ソリッド要素の面として定義されたメインサーフェスは、初期状態で開いている接触かどうかや、事前貫通接触かどうかにかかわらず、常に外方向に押し出されます。
ONALL
MORIENTは、すべての接触メイン(特にソリッド要素を含む)に適用されます。
 
IFRIC 摩擦定式化フラグ。 15
COUL(デフォルト)
静的なCoulomb摩擦則。
GEN
汎用の粘性摩擦則。
DARM
Darmstad摩擦則。
REN
Renard摩擦則。

陰解法で実装されているのは、IFRIC = COULのみです。

(文字)

 
IFILTR 摩擦フィルタリングフラグ。 14
NO(デフォルト)
フィルターを使用しません。
SIMP
単純な数値フィルター。
PER
フィルタリング時間による標準の-3dBフィルター。
CUTF
カットオフ周波数による標準の-3dBフィルター。

(文字)

 
FFAC フィルタリング係数(IFILTNOの場合のみ)。

(0.0 < 実数 < 1.0)

 
IFORM 摩擦ペナルティ定式化のタイプ。 16 17
VISC(デフォルト)
粘性(合計)の定式化。
STIFF
剛性(増分)の定式化。

(文字)

 
C1C2C3C4C5C6 摩擦則係数。

(実数 > 0)

 
IGNORE TIE接触でメインセグメントが見つからなかった場合にセカンダリ節点を無視するフラグ。 18
0
セカンダリ節点は削除されません。
1(デフォルト)
メインセグメントが見つからなかったセカンダリ節点をインターフェースから削除します。
2
メインセグメントが見つからなかったセカンダリ節点をインターフェースから削除します。SRCHDISが空白の場合、内部的に新たに計算されます。

(整数)

 
MTET10 2次CTETRA接触メインサーフェスのフラグ。
0(デフォルト)
TETRA 10はサーフェス上で縮退されます(中間点は接触から除去されます)。
1
各テトラフェイス上で4つの三角形セグメントが使用されます。

(整数)

 
ISYM 対称的な接触のフラグ。
SYM(デフォルト)
対称的な接触。
UNSYM
メイン-セカンダリ間の接触。

SSIDで節点セットを定義している場合、接触は常にメイン-セカンダリ間接触になります。

(文字)

 
IEDGE セカンダリサーフェスおよびメインサーフェスからのエッジ生成対象フラグ。
NO(デフォルト)
エッジを生成しません。
ALL
セグメントのエッジをすべて含めます。
BORD
セカンダリサーフェスおよびメインサーフェスの外側の境界を使用します。
FEAT
外側の境界、およびFANGで定義したフィーチャーを使用します。

(文字)

 
FANG エッジ生成用のフィーチャー角度(°)(IEDGE = FEATの場合のみ)。

デフォルト = 91.0(実数 ≥ 0)

 
IGAP ギャップ定義フラグ。
CONST(デフォルト)
ギャップを一定にしてGAPと等しくします。 11 12
VAR
衝撃を受けるサーフェスと節点の特性に応じて、(時間的ではなく空間的に)ギャップを変化させます。 12

(文字)

 
ISTF 剛性定義フラグ。 9
0(デフォルト)
メイン側の特性に従って剛性を計算します。
1
STIF1をインターフェース剛性として使用します。
234、および5
メインおよびセカンダリの両方の特性から面剛性を計算します。

(整数)

 
STIF1 インターフェース剛性(ISTF = 1の場合のみ)。

デフォルト = 0.0(実数 ≥ 0)

 
STMIN 最小インターフェース剛性(ISTF > 1の場合のみ)。

(実数 ≥ 0)

 
STMAX 最大インターフェース剛性(ISTF > 1の場合のみ)。

デフォルト = 1030(実数 ≥ 0)

 
IBC 衝撃時の境界条件の非アクティブ化用フラグ。

(文字 = XYZXYXZYZ、またはXYZ

 
VISS インターフェース剛性の臨界減衰係数。

デフォルト = 0.05(実数 ≥ 0)

 
VISF 接触インターフェース摩擦の臨界減衰係数。

デフォルト = 1.0(実数 ≥ 0)

 
BMULT ソート係数。

デフォルト = 0.20(実数 ≥ 0)

 

コメント

  1. 初期ギャップ開口量は、セカンダリおよびメイン節点の相対的な場所に基づいて自動的に計算されます(変形前のメッシュ内)。メインオブジェクトまたはセカンダリオブジェクトをカバーする他の材料層(シェル厚の半分など)を考慮する場合、GPADエントリを使用できます。GPADオプションのTHICKを指定すると、自動的に接触インターフェースの両側のシェル厚が考慮されます(シェル要素オフセットZOFFSまたは複合材オフセットZ0の影響も含まれます)。
  2. オプションSTIFF=AUTOを指定すると、各接触要素の垂直剛性の値は、その周辺要素の剛性を使用して決定されます。追加オプションSOFTおよびHARDを使用すると、それぞれ、より穏やかなペナルティ、より厳しいペナルティを生成できます。SOFTは収束が困難な場合に使用し、HARDは望ましくない貫通が解に検出された場合に使用します。STIFFに負の値を指定すると、|実数 < 0.0|に等しい剛性スケールファクターが定義されます。このスケーリングは、STIFF = AUTOを通じて剛性値に適用されます。
  3. MU1=STICKを指定すると、OptiStructでは強制的な固着条件と解釈されます。このような接触インターフェースはスライディングフェーズに入りません。もちろん、強制固着は閉じている接触にしか適用されません。
  4. MU1=FREEZEを指定すると、接触面での相対変位はゼロとなります。接触ギャップ開口量は元の値に固定され、スライディング距離は0です。FREEZE条件は、初期ギャップが開いているか閉じているかに関係なく、すべてのセカンダリ節点に適用されます。
  5. CONTGAPパラメータを使用して生成されたファイルfilename_root.contgap.femHyperMeshにインポートすると、内部的に作成された節点-サーフェス接触要素を可視化できます(接触要素はGAPGエンティティに変換されます)。
    注: 最適化時、このファイルは最新の最適化反復計算の節点-サーフェス接触要素を示します。形状最適化問題用にHyperMeshでこの構成を正しく可視化するには、“形状の変更”結果を適用してFEAメッシュ形状を更新する必要があります。

    さらに、GAPPRM,HMGAPST,YESCONTPRM,CONTGAP,YESと共にアクティブ化すると、ギャップ状態のコマンドファイルfilename_root.HM.gapstat.cmfに、節点-サーフェス接触要素を表すこれらの追加GAPGの開 / 閉状態も含まれます。HyperMeshでこれらの状態を正しく可視化するには、ギャップ状態のコマンドファイルを実行する前にファイルfilename_root.contgap.femをインポートしておく必要があります。

  6. アダプティブ接触ペナルティを以下のケースに適用することはできません:
    • TIE接触やFREEZE接触
    • 非線形ペナルティが適用された接触
    • 分離なしの接触
  7. アダプティブ接触ペナルティの最大許容貫通量はMAXPNTR×Lで選択されます。

    ここで、Lは接触の特性エッジ長(メインサーフェス上の平均エッジ長)です。

  8. アダプティブ接触ペナルティの初期試行ペナルティは次のように選択されます:
    • *K

      ここでKは、接触インターフェースがSTIFF=AUTOの場合、自動的に選択される未加工剛性値です。

    • 上記以外の場合は、STIFFオプションの接触ペナルティ剛性値です。
  9. ISTF ≠ 1の場合、インターフェース剛性Kはメインセグメント剛性Kmやセカンダリセグメント剛性Ksから算出されます。

    メイン剛性は、ソリッドでは K m = S T F A C B S S V MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaam4saiaad2 gacqGH9aqpcaWGtbGaamivaiaadAeacaWGbbGaam4qaiabgwSixlaa dkeacqGHflY1caWGtbGaeyyXIC9aaSGaaeaacaWGtbaabaGaamOvaa aaaaa@470A@ 、シェルの場合、およびシェルとソリッドでメインセグメントが共有されている場合は K m = 0.5 S T F A C E t MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaam4saiaad2 gacqGH9aqpcaaIWaGaaiOlaiaaiwdacqGHflY1caWGtbGaamivaiaa dAeacaWGbbGaam4qaiabgwSixlaadweacqGHflY1caWG0baaaa@4794@ からそれぞれ計算されます。

    セカンダリ剛性は、計算式で計算される等価節点剛性です。ソリッドの場合は次の式を使用します。 (1)
    K s = S T F A C B V 3 MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaam4saiaado hacqGH9aqpcaWGtbGaamivaiaadAeacaWGbbGaam4qaiabgwSixlaa dkeacqGHflY1caWGwbWaaWbaaSqabeaacqGHsislcaaIZaaaaaaa@44DB@
    シェルの場合は次の式を使用します。(2)
    K s = 0.5 S T F A C E t MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaam4saiaado hacqGH9aqpcaaIWaGaaiOlaiaaiwdacqGHflY1caWGtbGaamivaiaa dAeacaWGbbGaam4qaiabgwSixlaadweacqGHflY1caWG0baaaa@479A@
    ここで、
    B MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamOqaaaa@36BD@
    体積弾性率
    S MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamOqaaaa@36BD@
    セグメント面積
    E MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamOqaaaa@36BD@
    弾性係数
    t MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamOqaaaa@36BD@
    シェル厚み
    V MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamOqaaaa@36BD@
    ソリッドの体積

    剛性係数の値に対する制限はありません(ただし、値が1.0より大きいと、初期時間ステップが短くなる場合があります)。

    ISTF = 0の場合、インターフェース剛性は K = K m MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaam4saiabg2 da9iaadUeacaWGTbaaaa@398E@

    ISTF > 1の場合、インターフェース剛性は K = max ( S T M I N , min ( S T M A X , K 1 ) ) MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaam4saiabg2 da9iGac2gacaGGHbGaaiiEamaabmaabaGaam4uaiaadsfacaWGnbGa amysaiaad6eacaGGSaGaciyBaiaacMgacaGGUbWaaeWaaeaacaWGtb Gaamivaiaad2eacaWGbbGaamiwaiaacYcacaWGlbGaaGymaaGaayjk aiaawMcaaaGaayjkaiaawMcaaaaa@4BB9@ であり、次のような式になります:
    • ISTF = 2の場合: K 1 = 0.5 ( K m + K s ) MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaam4saiaaig dacqGH9aqpcaaIWaGaaiOlaiaaiwdacqGHflY1daqadaqaaiaadUea caWGTbGaey4kaSIaam4saiaadohaaiaawIcacaGLPaaaaaa@42F1@
    • ISTF = 3の場合: K 1 = max ( K m , K s ) MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaam4saiaaig dacqGH9aqpciGGTbGaaiyyaiaacIhadaqadaqaaiaadUeacaWGTbGa aiilaiaadUeacaWGZbaacaGLOaGaayzkaaaaaa@411E@
    • ISTF = 4の場合: K 1 = min ( K m , K s ) MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaam4saiaaig dacqGH9aqpciGGTbGaaiyyaiaacIhadaqadaqaaiaadUeacaWGTbGa aiilaiaadUeacaWGZbaacaGLOaGaayzkaaaaaa@411E@
    • ISTF = 5の場合: K 1 = K m K s / ( K m + K s ) MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaam4saiaaig dacqGH9aqpcaWGlbGaamyBaiabgwSixlaadUeacaWGZbGaai4lamaa bmaabaGaam4saiaad2gacqGHRaWkcaWGlbGaam4CaaGaayjkaiaawM caaaaa@4503@
  10. 陰解法解析では、接触剛性が収束で非常に重要な役割を果たします。ISTF = 4(接触にメインとセカンダリの剛性のうち小さい方を採用)を推奨します。理由は、ペナルティ接触力と衝撃を受ける可変部分の内力が釣り合うからです。これは、実効剛性に近い剛性の方が高い剛性よりも収束しやすいことを意味します。

    陰解法解析で初期ギャップが小さい場合、初期ギャップより大きいGAPを定義すると、収束の安定度が増します。

    陰解法解析では、スケーリングファクターが縮小される(例:STFAC = 0.01など)または衝撃を受ける厚さが縮小される(剛体など)剛性を使用すると、力の不均衡を低減し、収束が向上する場合があります。これは特に、実効剛性が膜剛性よりはるかに小さい構造や、曲げられているシェル構造などで顕著です。ただし、値が小さ過ぎても発散につながる可能性があるので注意してください。

  11. 一定のギャップ(IGAP = CONST)のデフォルトは、下記の中で最も小さい値になります。
    t
    メインシェル要素の平均板厚
    l/10(l
    メインソリッド要素の辺の平均長
    lmin/2(lmin
    すべてのメインセグメント(シェルまたはソリッド)の最も短い辺の長さ
  12. 可変ギャップ(IGAP = VAR)は、gs + gmで計算します。
    • gm - 下記のようなメイン要素のギャップ:
      • gm = t/2(t: メイン要素の厚さ)(シェル要素の場合)
      • gm = 0(ソリッド要素の場合)
    • gs - 下記のようなセカンダリ節点のギャップ:
      • gs = 0(セカンダリ節点がどの要素にも結合されていないか、ソリッドまたはスプリング要素にのみ結合されている場合)
      • gs = t/2(tは、セカンダリ節点に結合されているシェル要素の最大厚)
      • gs = 1/2√S(トラスおよびビーム要素の場合)。Sは要素の断面です。

    セカンダリ節点が複数のシェルおよび / またはビームまたはトラスに結合されている場合は、計算された中で最も大きいセカンダリギャップが使用されます。

    可変ギャップは、常にGAPMIN以上になります。

  13. INACTI = 3または4の使用は、初期貫通が小規模な場合にのみ推奨します。下記のような理由から、その使用には注意が必要です。
    • 変更した座標を元に戻すことはできません。
    • 接触インターフェースに複数のサーフェス層を定義すると、他の初期貫通が発生する可能性があります。
    • 節点がスプリング要素に属している場合、初期エネルギーが発生することがあります。
    INACTI = 5の場合は、下記のようになります。
    図 1.
  14. IFILTは、摩擦フィルタリング係数を算出する方法を定義します。 ≠ NOの場合、接線摩擦力はフィルターを使用して下記のようにスムージングされます。IFILTNOの場合、接線摩擦力はフィルターを使用して下記のようにスムージングされます。(3)
    F T = α F ' T + ( 1 α ) F ' T 1 MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamOramaaBa aaleaacaWGubaabeaakiabg2da9iabeg7aHjabgwSixlaadAeacaGG NaWaaSbaaSqaaiaadsfaaeqaaOGaey4kaSYaaeWaaeaacaaIXaGaey OeI0IaeqySdegacaGLOaGaayzkaaGaeyyXICTaamOraiaacEcadaWg aaWcbaGaamivaiabgkHiTiaaigdaaeqaaaaa@4B63@
    ここで、
    F T MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamOramaaBa aaleaacaWGubaabeaaaaa@37C6@
    接線力
    F ' T MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamOraiaacE cadaWgaaWcbaGaamivaaqabaaaaa@3871@
    右記の時間における接線力; t MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamiDaaaa@36EF@
    F ' T 1 MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamOraiaacE cadaWgaaWcbaGaamivaiabgkHiTiaaigdaaeqaaaaa@3A19@
    右記の時間における接線力; t 1 MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamiDaiabgk HiTiaaigdaaaa@3897@
    α
    フィルタリング係数
    IFILT = SIMP
    α = FFAC
    IFILT = PER
    α = 2 π d t / F F A C MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaeqySdeMaey ypa0JaaGOmaiabec8aWjaadsgacaWG0bGaai4laiaadAeacaWGgbGa amyqaiaadoeaaaa@40CD@ 、ここでdt/T = FFAC T MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamiDaaaa@36EF@ はフィルタリング時間
    IFILT = CUTF
    α = 2 π F F A C d t MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaeqySdeMaey ypa0JaaGOmaiabec8aWjabgwSixlaadAeacaWGgbGaamyqaiaadoea cqGHflY1caWGKbGaamiDaaaa@44AE@ 、ここでFFACはカットオフ周波数
  15. IFRICは摩擦モデルを定義します。

    IFRIC = COUL - F T μ F N MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamOramaaBa aaleaacaWGubaabeaakiabgsMiJkabeY7aTjabgwSixlaadAeadaWg aaWcbaGaamOtaaqabaaaaa@3F4F@ としたクーロン摩擦。ここで、 μ = F R I C MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaeqiVd0Maey ypa0JaamOraiaadkfacaWGjbGaam4qaaaa@3BEA@

    IFRICCOULでない場合は、摩擦係数は関数 ( μ = μ ( p , V ) ) MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaWaaeWaaeaacq aH8oqBcqGH9aqpcqaH8oqBdaqadaqaaiaadchacaGGSaGaamOvaaGa ayjkaiaawMcaaaGaayjkaiaawMcaaaaa@3FFA@ で設定されます。

    ここで、
    p MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamiCaaaa@36EB@
    メインセグメントの垂直抗力の圧力
    V MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamiCaaaa@36EB@
    セカンダリ節点の接線速度

    以下の定式化を使用できます:

    IFRIC = GEN - 汎用の粘性摩擦則(4)
    μ = F r i c + C 1 p + C 2 V + C 3 p V + C 4 p 2 + C 5 V 2 MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaeqiVd0Maey ypa0JaamOraiaadkhacaWGPbGaam4yaiabgUcaRiaadoeadaWgaaWc baGaaGymaaqabaGccqGHflY1caWGWbGaey4kaSIaam4qamaaBaaale aacaaIYaaabeaakiabgwSixlaadAfacqGHRaWkcaWGdbWaaSbaaSqa aiaaiodaaeqaaOGaeyyXICTaamiCaiabgwSixlaadAfacqGHRaWkca WGdbWaaSbaaSqaaiaaisdaaeqaaOGaeyyXICTaamiCamaaCaaaleqa baGaaGOmaaaakiabgUcaRiaadoeadaWgaaWcbaGaaGynaaqabaGccq GHflY1caWGwbWaaWbaaSqabeaacaaIYaaaaaaa@5E63@
    IFRIC = DARM - Darmstad則(5)
    μ = C 1 e ( C 2 V ) p 2 + C 3 e ( C 4 V ) p + C 5 e ( C 6 V ) MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaeqiVd0Maey ypa0Jaam4qamaaBaaaleaacaaIXaaabeaakiabgwSixlaadwgadaah aaWcbeqaamaabmaabaGaam4qamaaBaaameaacaaIYaaabeaaliaadA faaiaawIcacaGLPaaaaaGccqGHflY1caWGWbWaaWbaaSqabeaacaaI YaaaaOGaey4kaSIaam4qamaaBaaaleaacaaIZaaabeaakiabgwSixl aadwgadaahaaWcbeqaamaabmaabaGaam4qamaaBaaameaacaaI0aaa beaaliaadAfaaiaawIcacaGLPaaaaaGccqGHflY1caWGWbGaey4kaS Iaam4qamaaBaaaleaacaaI1aaabeaakiabgwSixlaadwgadaahaaWc beqaamaabmaabaGaam4qamaaBaaameaacaaI2aaabeaaliaadAfaai aawIcacaGLPaaaaaaaaa@5DB5@
    IFRIC = REN - Renard則(6)
    μ = C 1 + ( C 3 C 1 ) V C 5 ( 2 V C 5 ) if V [ 0 , C 5 ]
    (7)
    μ = C 3 ( ( C 3 C 4 ) ( V C 5 C 6 C 5 ) 2 ( 3 2 V C 5 C 6 C 5 ) ) if V [ C 5 , C 6 ]
    (8)
    μ = C 2 1 1 C 2 C 4 + ( V C 6 ) 2 if V C 6

    where,

    C 1 = C 1 = μ S , C 2 = C 2 = μ d C 3 = C 3 = μ max , C 4 = C 4 = μ min C 5 = C 5 = V c r 1 , C 6 = C 6 = V c r 2

    • 最初の臨界速度 V c r 1 MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamOvamaaBa aaleaacaWGJbGaamOCaiaaigdaaeqaaaaa@3997@ を0に設定しないようにします(C5 ≠ 0)。また、2番目の臨界速度 V c r 2 MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamOvamaaBa aaleaacaWGJbGaamOCaiaaigdaaeqaaaaa@3997@ 未満にする必要もあります(C5 < C6)。
    • 静摩擦係数のC1と動摩擦係数のC2は、最大摩擦のC3より小さくする必要があります(C1C3およびC2C3)。
    • 最小摩擦係数C4は静摩擦係数のC1と動摩擦係数のC2より小さくする必要があります(C4C1かつC4C2)。
  16. IFORMは、2種類の接触摩擦ペナルティ定式化を選択します。
    粘性(合計)の定式化(IFORM = VISC)では、接着力は下記のように算出されます。(9)
    F a d h = V I S F S q r t ( 2 K m ) V T F T = min ( μ F N , F a d h ) MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamOramaaBa aaleaacaWGHbGaamizaiaadIgaaeqaaOGaeyypa0JaamOvaiaadMea caWGtbGaamOraiabgwSixlaadofacaWGXbGaamOCaiaadshadaqada qaaiaaikdacaWGlbGaamyBaaGaayjkaiaawMcaaiabgwSixlaadAfa daWgaaWcbaGaamivaaqabaGccaWGgbWaaSbaaSqaaiaadsfaaeqaaO Gaeyypa0JaciyBaiaacMgacaGGUbWaaeWaaeaacqaH8oqBcaWGgbWa aSbaaSqaaiaad6eaaeqaaOGaaiilaiaadAeadaWgaaWcbaGaamyyai aadsgacaWGObaabeaaaOGaayjkaiaawMcaaaaa@5B7A@
    剛性(増分)の定式化(IFORM = STIFF)では、接着力は下記のように算出されます。(10)
    F a d h = F T o l d + Δ F T MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamOramaaBa aaleaacaWGHbGaamizaiaadIgaaeqaaOGaeyypa0JaamOramaaBaaa leaacaWGubGaam4BaiaadYgacaWGKbaabeaakiabgUcaRiaabs5aca WGgbWaaSbaaSqaaiaadsfaaeqaaaaa@432D@
    (11)
    Δ F T = K V T d t MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaaeiLdiaadA eadaWgaaWcbaGaamivaaqabaGccqGH9aqpcaWGlbGaeyyXICTaamOv amaaBaaaleaacaWGubaabeaakiabgwSixlaadsgacaWG0baaaa@4320@
    (12)
    F T n e w = min ( μ F N , F a d h ) MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamOramaaBa aaleaacaWGubGaamOBaiaadwgacaWG3baabeaakiabg2da9iGac2ga caGGPbGaaiOBamaabmaabaGaeqiVd0MaamOramaaBaaaleaacaWGob aabeaakiaacYcacaWGgbWaaSbaaSqaaiaadggacaWGKbGaamiAaaqa baaakiaawIcacaGLPaaaaaa@4801@
  17. 摩擦を伴う非線形陰解法接触の場合は、剛性の定式化(IFORM = STIFF)を推奨します。
  18. IGNORE = 1または2の場合、メインセグメントが見つからなかったセカンダリ節点をインターフェースから削除します。

    IGNORE = 1SRCHDISが空白の場合、最も近いメインセグメントを検索する距離のデフォルト値はメインセグメントの平均サイズです。

    IGNORE = 2SRCHDISが空白の場合、各セカンダリ節点について最も近いメインセグメントを検索する距離は下記のように算出されます。

    d 1 = 0.6 ( T s + T m ) MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamizamaaBa aaleaacaaIXaaabeaakiabg2da9iaaicdacaGGUaGaaGOnaiabgwSi xpaabmaabaGaamivamaaBaaaleaacaWGZbaabeaakiabgUcaRiaads fadaWgaaWcbaGaamyBaaqabaaakiaawIcacaGLPaaaaaa@43BF@

    d 2 = 0.05 T m d MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamizamaaBa aaleaacaaIYaaabeaakiabg2da9iaaicdacaGGUaGaaGimaiaaiwda cqGHflY1caWGubWaaSbaaSqaaiaad2gacaWGKbaabeaaaaa@40E6@

    S R C H D I S = max ( d 1 , d 2 ) MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaam4uaiaadk facaWGdbGaamisaiaadseacaWGjbGaam4uaiabg2da9iGac2gacaGG HbGaaiiEamaabmaabaGaamizamaaBaaaleaacaaIXaaabeaakiaacY cacaaMc8UaaGPaVlaadsgadaWgaaWcbaGaaGOmaaqabaaakiaawIca caGLPaaaaaa@4887@

    ここで、
    T s MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamivamaaBa aaleaacaWGZbaabeaaaaa@37F3@
    セカンダリ節点に結合されている要素の板厚で、ソリッドに対しては T s MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamivamaaBa aaleaacaWGZbaabeaaaaa@37F3@ = 0.0です。
    T m MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamivamaaBa aaleaacaWGZbaabeaaaaa@37F3@
    メインセグメントの板厚で、ソリッドに対しては T m MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamivamaaBa aaleaacaWGZbaabeaaaaa@37F3@ = 要素体積 / セグメント面積です。
    T md MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamivamaaBa aaleaacaWGZbaabeaaaaa@37F3@
    メインセグメントの対角線距離
  19. HyperMeshでは、このカードはコントロールカードとして表されます。