PANELG
バルクデータエントリ 一般的なパネルとして節点かつ/または要素のセットを定義します。
フォーマット
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PANELG | ID | NAME | TYPE | ESID | GSID | SURF | ERPRLF |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
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ID | 固有のパネル識別番号。 デフォルトなし(整数 > 0) |
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NAME | パネルのラベル。 デフォルトなし(文字列) |
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TYPE | パネルのタイプ: | |
ESID | 要素セットのセット識別番号。 デフォルト無し (整数 > 0または空白) |
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GSID | 節点セットのセット識別番号。 デフォルト無し (整数 > 0または空白) |
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SURF | 音響出力を必要とするパネルのサーフェス識別番号。 4 デフォルト無し (整数 > 0または空白) |
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ERPRLF | 等価放射パワー(ERP)の計算に使用される放射損失係数。実数値を指定すると、すべての周波数の損失係数を直接定義できます。整数値を指定すると、損失係数と周波数の関係を示す表を定義するTABLEDiエントリを参照できます。 この特定のパネルでは、このフィールドで指定した損失係数値が、PARAM, ERPRLFで指定された損失係数より優先されます。 このフィールドが空白の場合は、PARAM, ERPRLFで指定された損失係数値が使用されます。 デフォルトなし(実数 > 0.0、整数 > 0、または空白) |
コメント
- タイプERP/SOUNDのパネルは、要素のセット、節点のセットまたはその両方で定義することができます。要素のセットが定義された場合、パネルはこれらの要素に結合された全ての節点からなります。両方のセットが定義された場合、パネルはこれらのセット共通部分になります。タイプPFPのパネルは、節点のセットまたは要素のセットとして定義される必要があります。
- パネルタイプ(TYPEフィールド)は常に明示的に定義することが推奨されます。ただし、TYPEフィールドが空白で、パネルがパネル寄与度出力(PFP)に使用されている場合は、必ず、パネルを節点のセットとして定義する必要があります。また、TYPEフィールドが空白で、パネルがERP/SOUND出力に使用されている場合は、節点のセットと要素のセットのどちらかとして定義することができます。
- 要素セットはソリッド要素から成ることもできます。このような場合湿ったサーフェスが自動的に検知されパネルを定義します。
- SURFエントリは、ACPOWER出力が必要な場合(TYPE = ACPOWER)にのみ有効です。この場合は、ELFACEタイプのサーフェスのみが考慮されます。
- TYPE = ACPOWERの場合は次のようになります。
- この要素セット(ESIDに対応)では、次の要素が考慮されます。
- 2D
- 節点が3個または4個の流体PLOTEL、節点が3個または4個のCAABSF、CACINF3、またはCACINF4
- 3D
- 構造と境界を接するスキンの場合と音響的に剛体のスキンの場合でのみ、空洞流体要素
- 節点セット(GSIDに対応)の節点に結合しているすべての要素が考慮されます。
- サーフェス定義(SURFに対応)で次の各要素が考慮されます。
- 2D
- 節点が3個または4個のCAABSF、CACINF3、またはCACINF4
- 3
- 空洞流体要素
- 音響出力の計算に使用するサーフェス法線の方向は次のように定義します。
- 2D定義の要素(ESID)セットおよび節点(GSID)セットでは、法線方向は節点の付番順序に基づきます。節点の付番順序が反時計方向であればサーフェスから外へ向かう方向となり、時計方向であればサーフェスに向かう方向となります。
- 3D定義の要素(ESID)セットおよび節点(GSID)セットでは、要素に向かう方向が法線方向となります。
- 2D定義のサーフェス(SURF)では、法線方向は節点の付番順序に基づきます。節点の付番順序が反時計方向であればサーフェスから外へ向かう方向となり、時計方向であればサーフェスに向かう方向となります。
- 3D定義のサーフェス(SURF)では、サーフェスの法線方向はユーザー定義です。
- この要素セット(ESIDに対応)では、次の要素が考慮されます。
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ERP出力のパネルとして選択された要素の法線の方向は、一貫している必要があります。OptiStructは、法線が不一致の要素がERP出力のために選択されたパネルに属する場合、その法線を自動的に反転させます。