QVOL

バルクデータエントリ 伝達要素内の体積加熱の割合を定義します。

フォーマット

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QVOL SID QVOL   EID1 EID2 EID3 EID4 EID5  
  EID6 etc. etc. etc. etc. etc. etc. etc.  
  etc.                

定義

フィールド 内容 SI単位の例
SID 荷重セットの識別番号。

デフォルトなし(整数 > 0)

 
QVOL 熱伝導要素によって生成される単位体積あたりのパワー入力。

デフォルトなし(実数)。

 
EID# 熱伝導要素のリスト。

デフォルトなし(整数 > 0、“THRU”または“BY”)

 

コメント

  1. EID#には、体積発熱のスケールファクターHGENを含む材料特性(MAT4/MAT5)が設定されます。この関連付けは要素EIDを介して行われます。
    QVOL は一定体積発熱比を与えます。発熱の場合、QVOLは正の値です。定常状態解析において、要素に対する全パワーは次の式で求められます:(1)
    P in = volume * HGEN * QVOL

    ここで、HGENMAT4MAT5データのスケールファクターです。

  2. 定常状態解析に使用するには、荷重セットをケースコントロールコマンドのLOAD=SIDを使用して選択します。
  3. このカードは、HyperMesh内の流束荷重として表現されます。