NOLIN3
バルクデータエントリ 次の形式の非線形過渡荷重関数を定義します。
ここで、 は、ポイントGJにおけるCJ方向の変位または速度とすることができます。
フォーマット
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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NOLIN3 | SID | GI | CI | S | GJ | CJ | A |
例
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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NOLIN3 | 4 | 102 | -6.1 | 2 | 15 | -3.5 |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
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SID | 非線形荷重セットの識別番号。 デフォルトなし(整数 > 0) |
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GI | 非線形荷重が適用されるグリッドまたはスカラーポイントの識別番号。 デフォルトなし(整数 > 0) |
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CI | GIの成分番号。 デフォルト値はありません(1 ≤ 整数 ≤ 6。GIがスカラーポイントの場合、空白または0) |
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S | スケールファクター。 デフォルトなし(実数)。 |
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GJ | 節点またはスカラーポイントの識別番号。 デフォルトなし(整数 > 0) |
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CJ | 以下の表に従ったGJ、GKのコンポーネント番号。 | |
A | 荷重関数の指数。 デフォルトなし(実数)。 |
タイプ | 変位 | 速度 |
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グリッド | 1 ≤ 整数 ≤ 6 | 11 ≤ 整数 ≤ 16 |
スカラー | 空白または0 | 整数 = 10 |
コメント
- 非線形荷重は、サブケース情報データセレクターNONLINEARを使用して選択する必要があります。
- DLOADエントリ上では非線形荷重を参照できません。
- NOLIN3エントリで参照されるすべての自由度は、解析セットのメンバーである必要があります。
- 非線形荷重は、次のいずれかの関数として表されます。変位関数
または、速度関数。
.速度は実際の成分番号より10大きい成分によって示されます。つまり、成分11は成分1の方向の速度を示しています。速度は次の式によって決定されます:
(2) ここで、- 時間ステップ間隔。
- 前の時間ステップのGJ-CJの変位。
- の範囲が負の場合は、NOLIN4エントリを使用します。
- この荷重エントリが使用される場合、過渡解析タイプのタイムステップアルゴリズムにおいて無条件の安定性が失なわれる可能性があります。大半の現実的な状況では、一定の正確性を得るために選択されるタイムステップのサイズは安定性の限度を下回ります。結果が発散してしまう場合は、タイムステップの縮小が推奨されます。