PELAST
バルクデータエントリ PELASバルクデータエントリに対する周波数依存のプロパティ値を定義します。TKNIDフィールドを介して非線形解析用の非線形スプリングを定義するためにも使用できます。
フォーマット
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PELAST | PID | TKID | TGEID | TKNID |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
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PID | プロパティ識別番号。PELASバルクデータエントリのPIDと一致する必要があります。 デフォルトなし(整数 > 0) |
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TKID | 単位変位当たりの力と周波数の関係を定義するTABLED#エントリの識別番号。 デフォルト = 0(整数 ≥ 0) |
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TGEID | 要素構造減衰係数と周波数の関係を定義するTABLED#エントリの識別番号。 デフォルト = 0(整数 ≥ 0) |
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TKNID | 非線形力と変位の関係を定義するTABLED#エントリの識別番号。 デフォルト = 0(整数 ≥ 0) |
コメント
- それぞれのPELASTエントリは同じPELASエントリが必要です。
- PELASTは周波数応答解析と非線形解析を除き、全てのソリューションシーケンスで無視されます。周波数応答解析と非線形解析を除く全ての解析ではPELASエントリで指定の値が用いられます。
- TKID、TGEID、またはTKNIDフィールドが空白または0の場合、対応する指定値にはPELASエントリが用いられます。
- TKNID表を非線形解析で使用して、非線形力と変位の関係を表す曲線を定義できます。
- このカードは、HyperMesh内のプロパティとして表現されます。