PARAM, AUTOSPC

バルクデータエントリ 剛性を持たない自由度を自動的に拘束します。

パラメータ 説明
AUTOSPC <YES, NO>
YES(デフォルト)
全体剛性マトリックスの剛性を持たない自由度(DOF)がチェックされます。見つかった場合、これらのDOFは自動的に拘束されます。
NO
剛性を持たないDOFが自動的に拘束されることはありません。

コメント

  1. 通常、PARAM, AUTOSPCは、構造要素に結合された(DOFが拘束されていない)節点にのみ適用できます。
  2. ソリッド要素にのみ結合された節点の回転自由度は、デフォルトでAUTOSPCによって拘束されます。AUTOSPCをオフにしても、OptiStructは回転自由度を削除します。そのため、どちらの場合も、OptiStructが自動的にソリッド要素の回転自由度を処理します。
  3. 自由節点も、プリプロセッサで自動的に拘束され、PARAM, AUTOSPCの影響を受けません。
  4. 2回目のAUTOSPCによって拘束された自由度を持つ節点のリストは.HM.comp.tclファイルに出力されます。
  5. SPCOFFおよびSPCOFF1バルクデータエントリを用いてAUTOSPCから自由度を除外することができます。