PARAM, NLMON

バルクデータエントリ このパラメータは、非線形結果の監視をアクティブにします。現時点では、変位結果の監視のみが可能です。

パラメータ 説明
NLMON <DISPNO>
デフォルト:
  • このパラメータがモデル内に存在しない場合、デフォルトはNOとなります。
  • このパラメータがモデル内に存在しているが、値が指定されていない場合は、エラーが発生して実行は終了します。
DISP
非線形解析では、実行時に変位の監視結果が2つ目のH3Dファイル内に生成されます。
入力ファイルの名前がfilename.femである場合、監視結果が含まれたこの2つ目のH3Dファイルの名前はfilename_nl.h3dになります。この時点までに実行されたすべてのインクリメントのすべての反復結果は、このファイルに保存されます。
NO
余分な_nl.h3dファイルは出力されません。

コメント

  1. 生成された_nl.h3dファイルと_nl.outファイル内の診断情報を、os_out_file_parser.tclスクリプトを使用してさらに解析できます。このスクリプトの使用の詳細については、NLMONバルクデータエントリをご参照ください。
  2. PARAM,NLMONより、任意の指定されたサブケースのNLMONバルクエントリとサブケースエントリのペアが優先されます。NLMONサブケースエントリが含まれていないサポート対象のサブケースには、PARAM,NLMONが適用されます。
  3. NLMONが現在サポートされているのは、微小変位 / 大変位非線形静解析、および大変位非線形過渡解析のみです。非線形過渡解析への拡張によって、NLMONは構造流体-構造相互作用(FSI)でもサポートされています。