PARAM, WR3
バルクデータエントリ ローターダイナミクス解析にローター構造減衰を含めたり除外したりするために使用します。
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
WR3 | <実数> デフォルト = 0.0 |
PARAM, WR3, <実数> 複素固有値解析または過渡解析の場合: 0.0(デフォルト)以外の任意の実数が指定された場合は、それがローターダイナミクス解析の方程式に等価“平均”加振周波数として含まれます。これにより、ローター構造減衰項を解析に含めることができるようになります。 周波数応答ローターダイナミクス解析の場合: (周波数依存ループを回避するために)PARAM, GYROAVGが-1に設定されている場合、WR3に0.0(デフォルト)以外の任意の実数が指定されているときに限り、それが等価“平均”加振周波数として、ローター構造減衰項を介してローターダイナミクス解析の方程式に含められます。PARAM, GYROAVGが-1でない場合、このパラメータは無効です。 詳細については、ユーザーズガイド内のローターダイナミクスをご参照ください。 |
コメント
- このパラメータは、バルクデータセクションまたはサブケースセクション(あるいはその両方)で指定できます。サブケースセクションで定義した場合はサブケース固有のパラメータ値となり、そのサブケースでのみ使用されます。そのためには、サブケース情報セクションでサブケースごとにPARAM, W3, <実数>を定義します。
- PARAM, WR3は、ローターダイナミクスの複素固有値解析タイプ、モーダル周波数応答解析タイプ、過渡解析タイプでサポートされています。
- 優先順位は、高い方からTSTEPエントリまたはRSPINR/RSPINTエントリ、サブケース固有のPARAM、バルクデータのPARAMの順です。